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双剣杯準優勝構築 ほのかサンライズプロトタイプ~表裏ギミックの組み方に関する考察を添えて

今回は双剣杯構築を振り返るとともに、その構築を改善しようと試みた際に感じたギミック系の構築の組み方的なお話をしようと思います。

まず、今更になりますが、双剣杯の運営の皆様、対戦していただいた方や参加者の皆様、初対面にもかかわらず仲良くしてくださったカンポケ勢の面々、何より誘ってくださった大統領に、この場を借りてお礼申し上げます。
とても楽しい大会をありがとうございました。

というわけで、S9の記事とタイアップする形で双剣杯構築を振り返ってみようと思います。
構築の経緯等はS9の構築記事の方に書いたのでそちらをご参照ください。

ポケモンの並びはこんな感じ

charizard-megay.gif
控えめ@メガ H172B52C252D12S20
火炎放射/ソーラービーム/地震/オーバーヒート
NN:ほのか


mimikyu.gif
慎重@レッドカード H252B212D44
トリックルーム/呪い/影打ち/鬼火
NN:フェイカー


rhyperior.gif
意地@岩Z H164A252B68D20S4 ハードロック
地震/ロックブラスト/剣の舞/岩石砲
NN:ガンクツオー


blaziken-mega.gif
意地@メガ A252D4S252 加速
フレアドライブ/飛び膝蹴り/鬼火バトンタッチ/守る
NN:グンダリ


cresselia.gif
図太い@超Z H236B124S148
サイコショック/瞑想/身代わり/月の光
NN:ミカエラ



accelgor.gif
臆病@半回復 H252D4S252 うるおいボディ←軽技一択で、そのせいで立ち回りが不自由になった場面が少なからずありましたごめんなさい持っていると思っていたんです()
虫のさざめき/毒菱/毒々/命がけ
NN:アサシン

当初はウツロバシャカグヤと似たような形での運用を考えていたのですが、襷が別構築で食われていたため毒菱役としてウツロイドを採用しづらく、Sによる行動保証を得られるペンドラーかアギルダーが候補に挙がりました。
自分はペンドラーでよいのではないかと思っていたのですが、大統領の強い勧めの元アギルダーを使ってみました。
そうしたところ、ゲッコウガに弱くない点や命がけによる起点回避・強引な頭数減らしという選択肢がとれる、アンコを警戒させられるなど、起点作りとして非常に優秀な要素を備えていました。
事実こいつが活躍して勝った試合もありました。

個人成績はトータル7勝4敗、負けて大統領に助けてもらうことが多かったり、VS雨で安易にリザYを投げて大敗したのをオペラさんに怒られまくったり、決勝戦で自分のガバガバダメ計によって負けてしまったりと悔いも残るのですが、それでも準優勝という結果は誇りたいと思います。
そしてその結果に対して少しでも貢献できたと信じたい。

というわけでそれなりに自信のある構築ではあったのですが、いざレートにもっていってみると、意外と勝ちきれませんでした。

負けた理由を考えてみると、被選出における役割対象の二極化が起きやすいのではないかと考えました。
小難しい表現ですが、表選出と裏選出がわりときれいに分かれている場合に、表選出でないと対応できない(あるいは極めてしづらい)ポケモンと、裏選出でないと対応できないポケモンが複数同居している場合に、選出が非常に窮屈になったりなんならじゃんけんのようになってしまい、安定しなくなった。そして、いざ相手の選出を見ると、表でしか対応できないポケモンと裏でしか対応できないポケモンが両方選出されていて、そのポケモンを通されて負けてしまうということです。
たとえば、ランドレヒレグロスのような並びを考えるとランドのSラインの関係で表選出を出しづらいのですが、他方でグロスの存在故クレセは基本的に出せません。
このような場合にこちらの選出を決定するのが非常に辛く、勝敗が相手の選出に依存してしまいことが増え、この並びがまるっとそのまま選出されてこちらの選出が噛み合わないと負けが込む、というイメージです。

流石にそのまま使用し続けるわけにもいかなかったので改善を試みた結果がS9の構築です。
結果が伴っていないのが非常に心苦しいのですが、問題解決のために取り組んだ方向性としては間違っていないはず。

解決の方向性のその1としては、自分もやってみた、起点作りないしサポートを仕込むことによってエースを通しやすくすることです。
これによって、仮に二極分化的な選出をされたとしても、エースが対応できる範囲が広がった結果対応ができるようになります。

もう一つの方向性としては、選出誘導によってそもそも二極分化的な選出自体されにくようにしようというものが挙がろうかと思います。
これは自分もなかなかうまくいかないですが、やたらそういうのが上手い人がいらっしゃるのでぜひコツを聞いてみたいですね。

というわけで、シーズン9の記事を先に上げた関係でややあっさりしてしまいましたが、双剣杯使用構築の紹介はこの辺で終わりにしようと思います。
改めて、関係する皆様、どうもありがとうございました。
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テーマ : ポケットモンスター サン・ムーン
ジャンル : ゲーム

シーズン9瞬間2010最終2003 ほのかサンライズ

シーズン9お疲れ様でした。
世間ではインフレと騒がれ多くの人が21を超えていく中、自分は我が道を行く低空飛行で、一度も2000帯で勝つことすらできずにシーズンを完走してしまいました。
最高レートは2010、最終レートは2003でした。
並びと最高レート時の画像は以下です。
S9トレーナーカード
IMG_20180515_044650.jpg

弱くて実力のない自分にはお似合いなシーズンだったとは思いますが、他方で使っていた構築そのものは中々面白いと思いますので、普段以上に自己満足満載で紹介したいと思います。

【構築の経緯】
前期ウツロバシャカグヤの裏選出を探す中で、カバマンダガルドの並びに強いポケモン探しの一貫で、環境にいるカバがHBDを調整しておりC232リザYのオバヒを耐える個体が実はほとんどいないことに気づいたので、今期はリザYから考えてみようと決めていました。
リザYがオバヒをぶっ放した後に起点にされるのを防ぐことを考えた時に、S6で使っていたレッドカードミミッキュによる起点回避・対面操作・逆起点作成の動きをとれれば強いと考えました。
また、ステロが痛いリザYでサイクルを回すのは、ランドが蔓延しあらゆるところから岩封が飛んでくる現環境では厳しいと考えたので、対面的な動かし方をできた方が強い点からも、リザとミミッキュの並びがよさそうに思いました。
そうなると、リザYと攻めの面での相性がよく、ミミッキュによる起点作成=トリルを活かすことのできる、対面性能の高いATがほしいと考えました。
当初は鉢巻ツンデツンデを考えたのですが止まる相手が多くて対面運用には向いていないことがわかり、後釜を探したときに目を付けたのが増田ァボールさん(@Tirol_poke )の構築のトリルエースの岩Zドサイドンでした。AT寄りのリザYの苦手なミミッキュや高火力物理に対してぶつけて行けて、ミミッキュによる再展開から全抜きを狙いに行けるだけの火力も備えているなど、必要な要素がそれなりにそろっており、基本選出その1リザミミドサイが完成しました。

この選出は、リザとドサイの対面性能の高さを活かして数的優位をとりつつ、相手の後続に対してミミッキュをぶん投げて起点回避・対面操作を同時に行い、相手の3枚目に対してトリルを展開し、AT2枚のどちらかで全抜き・後詰めを行うという動きが基本となります。
逆にいえば、リザやドサイの攻撃を少なくとも一発耐えてくるポケモンや上から一撃で落としてくるポケモンを複数並べられると、トリルターンでの全抜きが難しくなり、上から制圧されてしまいます。
また、トリルの性質上守るなどでターン管理をされるのが非常に苦手です。


これらを踏まえ、相手の選出画面を見て気をつけなければならないのはこのあたりです。

 ・ 地面枠……ゴツメカバ、ランド、ガブ
 ・ 鋼枠……ハッサム、ガルド、カグヤ、グロス
 ・ 襷その他行動保証系統・守る持ち……ガッサ、ミミッキュ、バシャ、ゲッコウガ
 ・ その他高耐久……バレル、レヒレ、バンギ、ギャラ
 ・ 受けル(剣舞ドサイでは受けルのムドは突破できないため)

双剣杯の構築を煮詰めていくも中々裏選出が見つからなかったので、業を煮やしてウツロバシャカグヤをくっつけようとしたのですが、面子被りが許されない双剣杯のルール上バトンアンカーとしてカグヤを使うことができず、目を付けたのが身代わり瞑想クレセでした。
双剣杯の際は、主に超技の通らない相手に対して毒を刺すための起点作りアギルダー、バトンメガバシャ、クレセという並びで使っていました。
しかし、クレセを中心とした裏選出の場合マンダグロスやギャラ、ミミッキュ、ガルドなど+バシャーモが容易に繰り出せない相手と並べられるだけで簡単に止まってしまうことがわかりました。
また、身代わりクレセを運用するにあたって、S上昇の恩恵がカグヤの場合ほど大きくはないということも徐々にわかってきました。
そこで改めて重くなりがちな相手を考えた時に、ガルド入りに対しては比較的基本選出その1が通りやすいことが多いので除外すると、バシャを見て逃げていくグロスやバンギはともかく、ギャラやミミッキュ、マンダなどはバシャに対して後投げしたり、積極的に対面を作りに来ます。
ならばそれに対して上から安全に鬼火を入れて起点化してしまおう、ということで思い切ってバトンを切って、6世代で慣れ親しんだ鬼火メガバシャを再雇用、それでもミミッキュが重いので、とにかくミミッキュに強い毒菱撒きといえばドヒドイデ、という形で基本選出その2が完成し、6匹の面子がそろいました。
リザYのNNはほのか以外考えられなかったので、構築名はほのかサンライズに大決定!

なお、双剣杯の構築の紹介に関しては、表と裏で選出を分ける形のギミックの組み方的なお話を交えつつ別記事にてまとめています。
よければそちらもご参照ください。

それでは個体の紹介に移ります。

【個体紹介】

charizard-megay.gif
控えめ@メガ H172B52C252D12S20
火炎放射/ソーラービーム/地震/オーバーヒート
NN:ほのか


ほのかだよっ♪

本構築の出発点。
環境に蔓延していたカバマンダガルドの面々の多くに対して強く出られるほか、ドサイやクレセが誘う鋼枠やレヒレなどに強く、有利対面から対面または後続に対して大きな負荷をかけられます。

火力の目安としては、H149D93顎が5割の乱数で飛びます。H183D106ガブレベルでも約66%から77%入り、2度目の受け出しを許しません(タイプ相性とは……)
環境にいるポリ2はもっと耐久ラインが低いと思われますが、H191D161ポリ2を放射→オバヒで合計95~113%、高乱数で落とせます。

耐久面は非常に微妙で、A166ランドの岩封は確定で耐えられるものの、A182ガブの岩封だと4割強の確率で落ちます
とはいえ、火力による制圧とカバ展開の阻止を旨としたコンセプトのため耐久ラインはここが限界でした。
HD方面は元々の数値の関係で余りを回すだけでも比較的十分で、C170ゲッコウガの水Zでも日照り込みで最大93%、C147コケコのボルチェン程度の火力であれば抜群でも普通に一発耐えます。
このため初手コケコに対しては基本的に突っ張るのですが、眼鏡ボルチェンはともかく電気Zをぶっぱなしてきたり普通に突っ張られる例もあり、腑に落ちないことが少なからずありました。
Xであればフレアの反動を考慮してもよくて半壊という立ち回りはいいのか悪いのか……

Sラインはパーティー全体で重く、かつ環境的に準速が多いガッサを抜くにとどめ、なるべくトリルの恩恵を受けられるようにしました。

技選択について、炎技2つとレヒレやゲッコウガへの打点となる草技は確定で、残りの枠を地震とめざ氷と選択ですが、この面子では地震で正解でした。
マンダは基本的にドサイに任せられるか、両刀であれば放射2発で落ちるのでリザで殴りに行けます。
つまり、選出することに対してさほどネガティブな圧力ははたらきません。

他方で、地震がないことによって相手のドラン入りやウツロイド入りに対して全く出せなくなってしまいます。
しかし、ドランやウツロイド入りの面子に関しては、リザの処理をこれらに任せる選出をされることも少なくないので、逆にこれらをリザで排除することができればその時点でほぼ勝ちが決まります。
そして、リザがひとたび有利対面をとれば、特に序盤の盤面では対面のコマを切る選択をしづらいので交代読みがきれいに決まることが非常に多いです。
このような理由で地震を選択し、実際地震によって多くのドランや多少のウツロイドを処理してきました。
当然マンダが重くドランやウツロイドの負担が重くない面子であればめざ氷の優先度が上がりますが、

基本的には先発で投げて火力によって相手の頭数を減らすように、後続への通りも意識しつつ大技をぶっぱします。
この面子では起点回避を後続のミミッキュに投げることができるので、比較的気軽にオバヒを連打できるのがいいところです。

選出率は、基本選出その2の方が出した回数は多かったものの、クレセとともに出すことも少なからずあったので、後述のミミッキュやドヒドイデと合わせて3~5位争い。

NNの由来はここ最近お気に入りのラブライブからμ'sの高坂穂乃果より。
これ以外のNNは思いつきませんでした。

mimikyu.gif
慎重@レッドカード H252B212D44
トリックルーム/呪い/影打ち/鬼火
NN:フェイカー

基本選出その1の中核。
詳細は過去の記事をご参照ください。
ミミミミ★バーニングナイト【単体考察ロップミミッキュ】後編

耐久の目安はHB方面がA200リザXのフレアを上2つ切って耐え、HD方面はC222メガゲンの影玉を上4つ切って耐え程度です。
弱点以外の大技は概ね一発耐えてくれるほか、A205ドリュのアイヘ程度であれば43%程度の乱1にまで抑えられるので、相手が多少調整をしていれば大体耐えます。
原案からHPに振り切ったのは、偶数にして呪い2回できちんと退場できるようにするためで、ターン管理命のトリルではこの点が非常に重要でした。

技選択に関しては、トリルと呪いは確定として、影打ちは相手のミミッキュの皮を剥いだりガッサやマンムーあたりの襷を潰すのに重宝します。
鬼火は物理ATに対して入れることでミミッキュが2回トリルを貼るチャンスが生まれたり、後述するドサイが舞う隙を作ったり、単純にスリップダメージを稼ぐことにもつながります。
このポケモン固有の鬼火の使い方として、死に出しや釣り交換などで皮を消費していない状態で相手のポケモンと対面させることで、相手の後続に鬼火を入れに行くことができます。
これは極端な例ですが、対面にミミッキュがいて裏にグロスがいることが予想されるような場合に鬼火を打つことで、最低でも裏のグロスに鬼火を入れることができ、ドサイの全抜きを大幅にしやすくします。
別の使い方として、皮のはがれた状態でカグヤと対面した場面で鬼火を打つことで、鬼火によって相手のヘビボンを耐えつつ次のターンに呪いで退場することで、BBを発動させずにカグヤをがっつり削ることができ、ドサイを通しに行く場合に大きな力になります、といった具合。

他方で、火力がないため、皮を剥がれた後にトリルのターンをうまく枯らされてから起点にされることがあるのでATへのつなぎ方には注意が必要です。
また、先鋒の不利対面に対して思考停止で後投げすると、裏からミミッキュをワンパンできるポケモンと対面してしまうことがあるので注意が必要です。
リザYとかグロスとか超Zテテフみたいなのが裏にいそうであれば、勇気をもって一体切ったり後詰のATでサイクルを回して削りを入れたり、といった立ち回りも必要になります。
この面子固有の問題としては、リザの日照りで炎技が強化されてしまうことで、後続のバシャやガモスなんかの本来耐える攻撃を耐えられなくなってしまうこともあるので、この点にも注意が必要です。

基本選出その1は、こいつの動かし方ひとつで勝敗が大きく左右されることが多いです(この言いまわしどこかでいったような気が……(笑))。

選出率は、相手に鬼火をばらまいてクレセで詰めるためにミミッキュとヒドイデやバシャを同時に出すこともあるので、リザや後述のヒドイデと3~5位争い。

NNの由来は色々騙しているので。FGOにそんなクラスがありそう(ないです())

rhyperior.gif
意地@岩Z H164A252B68D20S4 ハードロック
地震/ロックブラスト/剣の舞/岩石砲
NN:ガンクツオー


本構築の火力担当その2。
剣舞岩Zでクレセだろうがポリ2だろうが吹き飛びます。
C125ポリ2のダウンロードなし冷ビ程度であればハードロック込みで2耐えしてくれるので、特性を確認した時点で居座って一匹ぶち抜く選択をとることも可能です。

調整は前述した増田ァボールさんのものをお借りしつつ、Sラインを明確にしたかったので原案でSに回していた分をBDに振り分けました。
【S2構築】 ミミゲンドサイ地爆天星スイッチトリル 【最高2105】
 
このポケモンは物理であれば弱点だろうが何だろうが大抵一発は耐えるので、たとえばグロスのような上から2発で制圧してくる類のポケモンに対して、一発攻撃を入れてからトリルで再展開することによって2サイクル目で全抜きないし相手を半壊するところまで追い込むことを狙えます。
この動きはリザの場合も同様ですね。
岩地面の攻撃範囲が優秀な上S低いドサイの方が全抜きには向いているので、序盤で数的優位をとれたら剣舞も絡めつつ積極的に場を制圧しに行きます。

基本的にトリル絡みでないと出せないので選出率は6位ですが、マンダ軸に対しては7割方投げていたので他の5匹とも案外差は大きくなかったりします。

NNの由来はそのまんま巌窟王。

cresselia.gif
図太い@超Z H236B124S148
サイコショック/瞑想/身代わり/月の光
NN:ミカエラ

S5でリフレクムンフォクレセとして使っていたのを再調整して流用しました。
HBラインはA121カグヤのヘビボンを身代わりが上2つ切って耐え、Sラインは最速カグヤ抜きです。自分で考えた時はHBの数値が違っていたのですが、双剣杯の時にgaspardさん(@lisa_sono_et)にいただいてよりよい調整になりました。
その後某フォロワーさんとレートで当たった際に努力値振りのミスが発覚して大恥をかくとともにレートが流れていって頬を涙が伝った悲しみのポケモン()

残念なお話はさておき本構築のMVPは間違いなくこのポケモンでした。
早い身代わり持ちクレセは全く想定されませんし、最低限の物理耐久を備えつつ瞑想を積むことによって要塞化することができますし、急所や追加効果の事故を比較的早い段階で身代わりで防ぐこともできます。
何より、1回限りではあるもののショックとサイブレイカーを打ち分けることができるので相手のサイクルを崩壊させることができます。
この構築では受けルの処理は概ねこのポケモンに任せていました。
また、瞑想を6積みしてしまえばゴーリのフリドラで身代わりが割れなくなるので、強引にクレセで詰ませに行くのを狙うこともありました。

クレセ単体では高火力物理に押し切られたり超技が通らない相手に勝つことが難しいのですが、そこを補う方法として、接地した悪タイプに対しては毒菱を刺して封殺しに行くことを考え、ギャラやマンダ、ミミッキュなどに対しては後述するバシャで鬼火を入れることで起点化またはドヒドイデで封殺、グロスやガルドについては炎メガ2枚とドサイミミッキュと並べることで選出しづらくさせることで対応しました。
これが上手くはまったようで、このパーティーの一番の勝ち筋はこのポケモンで相手を詰ませることでした。
このため選出率は1位。

NNの由来はモチーフの三日月に響きが似ているものを、ということで。

blaziken-mega.gif
意地@メガ A252D4S252 加速
フレアドライブ/飛び膝蹴り/鬼火/守る
NN:グンダリ

ついに帰ってきた6世代型鬼火バシャ。
炎枠としての攻撃性能とクレセが全抜きする上での起点作りとして申し分ない性能をもっており、本構築の陰の功労者と言って差し支えないです。
物理で弱点を突かれる相手に対しても、上から鬼火を入れることでA216ランドの地震すら耐えて裏につなぐことができるので、耐久に調整を施すよりもASに振り切って単体の抜き性能を上げることにしました。
炎枠として鋼枠を牽制するほか、クレセの餌となる高耐久を呼び込むので選出誘導役としてもこの並びにはなくてはならないポケモンでした。

もちろん、自身の抜き性能も最低限備わっているため、バシャを通しに行く選択をとることも往々にしてありました。
最たる例はバシャ受けをレヒレに一任している選出をされた場合で、レヒレを頑張って削ることでバシャが通るというパターンはしばしばあります。

テテフ入りに対しては挑発が怖いのでバシャから入って守ってから削ります。
超Zは守れば概ね耐えるので、その後の展開を考えるとむしろ切ってくれてありがとうございます、という感じになります。

やることが単純で調整も特にないため語ること自体は少ないのですが、比較的鬼火外しも少なくよく働いてくれました。

選出率はクレセと同程度の2位。

NNは明王様から。

toxapex.gif
図太い@黒いヘドロ H252B252D4 再生力
熱湯/毒菱/自己再生/黒い霧
MM:きちくまおう

S4以来の再登板となった鬼畜魔王様です。
配分や技構成はテンプレのため特段語ることはないですね。

クレセで詰める上でバンギやゲッコウガなどに毒を入れたいのと、全体的に相手のミミッキュが重いためそれを牽制しつつ、色々な場面で持ち前の耐久から強引に居座って毒をばらまける駒として採用しました。
通常の受けサイクルでの運用と異なり起点作り的な側面が若干強いので、無理やり居座って汚物をばらまくなど、やや雑に扱うこともしばしばありました。

ミミッキュに対する安定感が圧倒的で個人的には信頼度の高い一匹です。
ただし、クレセ選出をした場合に相手のリザXに起点にされるパターンがしばしばあったので、勇気をもってヒドイデを外してミミッキュを出す選出も時には必要でした。
そのあたりが運用する上での反省点ですね。

選出率は3~5位争い。

NNはモチーフネタです。

【選出】
基本的に構築の経緯で触れた観点からリザミミドサイが通るかを見て判断します。

クレセを通したいものの相手にガルドがいてガルドでクレセを処理しに来ると判断した場合には、リザとクレセを合わせて選出することが多いですが、鬼火をばらまきたいのと同居していることもあるので、その場合はキンシ択上等でバシャを投げます。

カバマンダガルド系統はたまに手裏剣持ちのゲッコウガに痛い目にあわせられることもないではないですが、基本的にリザミミドサイで概ね何とかなります。
また、クチート軸に関しても、取り巻きのアシレーヌなども含めるとリザの通りの方がいいことが多いので、その場合にはリザを中心にガブのケアをするためクレセを連れていきます。

対面系はガルが何気に辛いからバシャから入るのですが、今までガルが投げられたことはほとんどなかったので、もう少し思い切った選出をしてみてもいいかもしれません。

カバリザテテフなどカバ入りにはリザを投げることの方が多いです。ミミッキュとドサイかクレセの通しやすい方を出します。
カバのいないテテフ入りにはバシャから入ってクレセを通すルートをとることが多いです。

地面や鋼、水耐久などでうまく回されてトリルを枯らされそうだと判断した場合には、トリル選出ではなくクレセを通しに行くルートをとります。
その場合、毒菱を撒く必要があるか、鬼火を入れに行く必要があるか、クレセを有利対面で積ませることでゲンガーなどに打ち勝つ必要があるか、といった諸々の要素を考え、バシャ、ドヒドイデ、ミミッキュの中から2枚を選出します。

受けサイクル系統はクレセでないと基本勝てないのでクレセを投げます。
その際、同居しているバンギが出てくることがしばしばあるため、ドヒドイデを選出しつつうまく毒を入れられるように立ち回る必要があります。

受けルは初手グライを遠ざけるためにバシャで様子見兼運が良ければ鬼火が入るので初手はバシャから入り、守られたらすぐヒドイデバック、ギロチンかどうかを判断するため即クレセに引きます。相手がギロチンを打ってきたら交わすことを祈りながら身代わりを貼ります。
グライのSラインが遅いことが多い受けサイクルと違い、受けルのグライはたいてい早いので、身代わりがあると思って過信するとあっという間に毒殺されるので要注意。

害悪系や分身バトンはミミッキュとドサイが非常に有利なので基本その選出です。
まれにドサイを投げにくいときはクレセで糞ゲーをしかけることもありました。

【重かったポケモン】 ※ 以下乱文注意

岩技持ちのグロス、ゲッコウガ……おとなしくリザで死ね!はいはい気持ちいい気持ちいい

最速岩技持ちガッサ……おとなしく踊ってろ畜生めクレセの上をとってんじゃねぇ

ギャラ……ヒドイデで4回も熱湯を打ったら流石に燃えてくれ

テテフ・ランド……Sラインがわかりにくすぎてヘイトがたまる全員一律無振りにすればいいんだ

型破りドリュ……バシャに突っ込んでくる襷ドリュとスカーフは許してやろう

身代わり剣舞ガブ……初手バシャ対面で思考停止で舞ってくる立ち回りも嫌いだし存在自体犯罪って6世代のころ以来久しぶりに言った()

【後語り】
今期はレートに関してはいいところがまるでないシーズンとなってしまいました。
ひとえに自分の弱さ故ですが、今期は割と使いたいポケモンに突っ走って我儘放題だったので、そういう意味ではあまりダメージはありません。
ただ、一つ残念に思っているのは、インフレ祭りの中、他の方々が上の方でハイレベルな勝負を繰り広げて楽しんでいる中、自分は泥芥の中を這いずり回りながらひたすら不毛な時間を過ごしていたことです。
想像以上に苦しかったし何より楽しくなかったので、来期こそは楽しい勝負ができるレートまで行けるように頑張ります。

最後に、双剣杯に誘ってくれて色々とやり取りをさせてもらっている大統領と、遠征の際にとてもよくしてくださったカンポケ勢のみなさんにお礼を申し上げ、筆をおこうと思います。
それでは来期も頑張っていきましょう。




ファイトだよっ!!

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シーズン8最終2105、第12回りるおふ!使用・サンヨウカップベスト4構築~Dual gift extra

S8トレーナーカード


大分遅ればせながらシーズン8お疲れ様でした。
自分は、最終日前日にサブロムが相次ぐ理不尽により1時間足らずで150溶ける大事故に見舞われるなど、当日まで色々と理不尽な状況が続き、1ロムギリギリ2000という状態で爆死を覚悟していました。
ところが、いざ最終日になると不思議と運と流れが上向いてくれて、劇的な死闘を数時間にわたり繰り広げた結果、午前4時近くになって2度目のチャレをものにして2期連続で2100を達成することができました。
それまでがずっと不甲斐なかったこともあり、年甲斐もなく震えてしまいました。
構築の並びと最高レートの画像は次のとおりです。

IMG_20180313_034656.jpg

また、3月21日に行われた第12回りるおふ!にもこの構築で参加させていただきました。
自分はオフ初参加だったのですが、皆さんとてもよくしていただきましたし、個人的にお会いしたいと思っていたフォロワーさん達にも会うことができたので、とても楽しかったです。
結果がブロック同率2位からのじゃんけん負けで予選敗退と振るわなかったことを除けば非常に満足しました(笑)

さらに、3月25日のサンヨウカップでもこの構築を引っ提げて出場させていただきました。
チームメイトは大統領と砂のエキスパートKionさん(@kion_sion)です。
強力なお二方に支えられながら、非常にレベルの高い出場者の中で青息吐息になりながらもとても楽しい勝負をすることができました。
また、チームで支え合いながら雰囲気よく大会に臨むことができ、本当に楽しかったです。

結果はメイントナメ4回戦で非常に悔しい負け方をしてしまったものの、敗者トナメでなんと優勝!
決勝トナメでは、相手チームに1勝分のアドがある状態からのスタートでチーム2勝1敗でタイに戻したものの再戦で力尽き、ベスト4にて終戦しました。
個人的に決勝2戦目でやはりとても悔しい負け方をしたものの、通算で8勝3敗と数字だけ見ればまずまずでした。
ただひどい運勝ちを含んでいるのでその分割り引いて考えないといけないのと、某え○かんさんに力負けしたので悔しさもかなり残りました。
ポジティブに考えるならば、ここで優勝でもしてしまったら今期のモチベが消え去ったような気もします、ということにしましょう(笑)


構築の経緯

シーズン8でどんなポケモンを使うか全く決まっていなかったころ、サンヨウカップ出場のお誘いをいただいたのを機に、大統領(@nogizaka_loony)と軸を共有して煮詰めていく流れになりました。
どんな軸を使うかいくつか話題には上ったものの、最終的には前期のウツロバシャカグヤを軸に詰めていくことになりました。

前期の反省を活かしつつウツロバシャカグヤが特に弱い並びないし単体のポケモンを挙げると、次のように整理されます。

① マンダに弱く、かつカバ展開を防げないため、マンダ軸、特にカバマンダガルド系統の面子に対して非常に弱い
② 初手身代わり激流ゲッコウガに電磁波を透かされると壊滅必至
③ ウツロイドが疲弊した後に顎氏に積まれると全滅する
④ 初手ガッサに弱く、特に剣舞されると止められない
⑤ 受けサイクル(特にドヒドイデ絡み)、受けルへの崩し手段がない
⑥ 相手のバシャに先に展開されると全滅する(これは初手にウツロイドを置くことで概ね対処可能)


特に、①のカバマンダガルド系統は、②や④あたりと組み合わさっていることも多く、ここに対するメタが裏選出に求められる要素の重要な一つであると考えました。
当初は、これらの要素を3枚の並びで概ね見ることができる竜Z挑発ジャロ、追い打ちメガバンギ、半回復HBレヒレを裏選出としていました。
これはこれで機能はしたのですが、耐性が必ずしも優秀といえない2枚と疲弊しやすいレヒレの有限サイクルでは選出のパワーが落ちてしまいました。
また、①~⑥の要素を3枚の並びで対処しようとしたため、選出が歪められると中途半端になってサイクルアウトするという事態が頻発し、伸び悩みました。
サブロムでいろいろなポケモンを試していた中、ふと大統領がつぶやきました。

「マンダ軸に採用される連中ってブラッキーに弱いの多くね?」

「あと、今のカグヤって火力が足りなくて身代わりが割れないからマンダに押し負けるんだよね」

「つまり」


「お祝いバトン」


――なるほど!それであればこちらの展開を阻害してくるカバに対しては腹案があるので、かなりうまく機能しそうですね!しかし個体の用意が……

「私3月誕生日だよ」


あなたが神か!!!!!!

というわけで、裏選出をお祝いバトンブラッキーを中心にした並びで考えていくことになりました。
お祝いブラッキー自体はまず読まれず比較的安全に積むことができる上、挑発による相手の阻害行動を封じられる点、イカサマで自ら殴りに行くことができる点が秀逸でした。
しかし、懸念すべきは④のキノガッサ、またバトンした後のことを考えると②の身代わり激流カノンZにも不安が残ります。
何とか初手のこいつらを遠ざけつつ、バトンを積む際により安全性を高めたいと考えた時に真っ先に思い浮かんだのがこのポケモン

tapukoko.gif

そして、特に吹き飛ばしてくるカバに対応できて崩し要素を備えており、お祝いバトン前提でマンダ軸の面々の多くに対して強く出られ、かつZなしでもそこそこ戦えるエースといえば……

thundurus-therian.gif

このような流れで構築を組み上げることができました。
当初は急所や技外しを引きまくってなかなか結果に結びつかなかったのですが、方向性は間違っていないし構築の完成度は絶対に前期よりも高いと信じて使い続けました。
その判断は結果的に正しく、本記事にて自信をもって紹介することができます。

構築名は、二重の"gift"の意で付けた前期の構築名に、さらにお祝いという"gift"が加わったので"extra"とさせていただきました。

というわけで、個別のポケモンの紹介に移ります。

nihilego.gif
臆病@襷 H4C252S252
パワージェム/電磁波/毒菱/ステルスロック
NN:メデューサ


blaziken-mega.gif
意地@メガ石 A252D4S252  加速
フレアドライブ/飛び膝蹴り/守る/バトンタッチ
NN:グンダリ


celesteela.gif
臆病@残飯 H36B140C4D100S228
エアスラッシュ/身代わり/守る/宿木の種
NN:なし(GTS個体)


この3枚は前期から引き続き基本選出としてこの面子の一番太い勝ち筋となってくれました。
カバ展開やランドゲンガースイクンのような並びが蔓延して前期よりは間違いなく刺さりが悪くなっていました。
しかし、この面子の真骨頂はカグヤが加速することによる誤魔化し性能と、削りが入った場合のバシャの抜き性能の高さなので、相変わらず今期も選出率は極めて高かったです。
とはいえ、今期の面子は裏選出も体感3~4割程度は出せたと思います。

ここから裏選出の紹介に移ります。

tapukoko.gif
臆病@粘土 H236B20S252
リフレクター/光の壁/自然の怒り/挑発
NN:配布個体のためなし

配分はA132カバの地震+砂ダメ1回をリフレクなしで確定耐え、H16n-1の、技構成も含めおそらくテンプレの調整です。
このポケモンを見てガッサはまず初手では投げられなくなりますし、ゲッコウガも襷かスカーフ以外はなかなか初手では来なくなりました。
これにより、表選出をする際にもウツロイドが動かしやすくなるという好シナジーが生まれました。
意図としては、お祝いバトンをより成功させやすくするという意図ももちろんあるのですが、特に後述するレボルトの耐久は+1程度では不安が残るため、そこを補って全抜きを狙いやすくするというものです。
このため持ち物は壁ターンを引き延ばす粘土一択です。
当初は過度に削りを重視して壁ターンを切らす事態を頻発させてしまいましたが、このポケモンの肝は可及的速やかにブラッキーにつなぎ、なるべく壁が残っている状態でエースを降臨させることでした。
この点を把握してから裏選出での勝率が急上昇しました。

umbreon.gif
陽気(配布個体のため固定)@ノーマルZ H244B68S196
イカサマ/挑発/お祝い/バトンタッチ
NN:配布個体のためなし

裏選出の肝、お祝いブラッキーです。
Sラインはお祝い後メガルカリオ抜きで、HBラインはお祝い後壁なしでA156ミミッキュのミミZ→影打ちを両方最高乱数以外耐えというものです。
ジャローダを抜いておくかは諸説ありますが、この面子ではジャローダ入りにはほぼ間違いなく表選出が通るため、耐久の確保を優先しました。
高火力で弱点を突いてくるメガルカリオを抜くことができ、かつできればバトンアンカーに被弾させたくない顎氏やゲッコウガに対して後攻バトンを決められるなど、Sラインが絶妙で思いのほか使い勝手がよかったです。
ピンでも持ち前の耐久から容易にお祝いを決めることができますが、壁があることで対面のミミッキュに対して挑発→皮はがしくらいまで行うことができたり、カミツルギに対してイカサマで殴りに行ったり、立ち回りにかなり余裕が生まれます。ちなみに、お祝い後の壁下ではA233カミツルギの聖剣Zすら最大87%程度で耐えてくれます。
バトンエースに壁を残すか、全抜きの際の障害を除去してバトンを回すかをよく吟味して立ち回りたいところです。

thundurus-therian.gif
臆病@半回復 H84B52C28D92S252
10万ボルト/めざめるパワー(氷)/挑発/悪巧み
NN:ウラヌス


☨対カバマンダガルド及び対受けル最終兵器☨の挑発レボルトを崩し枠兼裏エースとして選択することにしました。
HDラインはC155変幻ゲッコウガの冷ビを最高乱数切り耐え、HBラインは壁下でA156ミミッキュのミミZ→じゃれつくで半回復が確定発動、半回復を度外視してもその後の影打ちを中乱数程度で耐える程度。

挑発によりカバによる阻害や受けルのラッキーの毒タマゴを防ぐことができ、耐久ベースとすることで行動保証を得て悪巧みを壁下で必要な回数積むことができるようにしました。
また、半回復を持たせることでブラッキーのお祝いZと両立させつつ相手の確定数の目論見をずらしながらこちらが全抜き体制を整えられるようになりました。
バトン後の壁下であればC222ガルドの霊Zやゲッコウガの激流カノンZすら耐えるので、いわゆる共有スタンの面々に対しては、挑発を駆使しつつ悪巧みを積んで全抜きを図ることができます。
受けルに対しても、ラッキー対面で挑発・10万と投げ・タマゴ・毒の択が生じうるものの、極力HPを削られないようにして場に出しつつ積むことができれば基本的に優位をとれます。
事前にウツロイドでステロを撒けば蓄積ダメも増えますし、カグヤで宿木を入れて対面させることができれば立ち回りが非常に安定します。

半面火力が非常に心許なく、1段階上昇の10万でレヒレを落とせなかった時は流石に目を疑いました。
裏選出でエースとしてレボルトを選択した場合、期待されるのは上からの火力による殲滅であるため、全抜きするために必要な火力を見極めつつ、積極的に悪巧みを積みに行く立ち回りが求められます。

NNの由来は、ランドロスにサターンというNNをつけたことがあるのでそれになぞらえつつ、電気タイプなのでぴったりだなぁ、ということで。

表選出と裏選出のメルクマール

この構築では、表選出:ウツロバシャカグヤと裏選出:コケコ(orウツロ)ブラッキーカグヤorレボルトのいずれの選出をするかが非常に重要になります。
基本選出は多くの構築に対して汎用的に刺さる一方、特定の並びないしポケモンに対して極端に不利をとります。
他方、裏選出ではエースに全抜きが求められるためかかる比重が大きくなり、全抜きが可能かどうかの見極めが極めて重要となる一方、想定したゲームメイクができればほぼ勝つことができます。
そこで、今回の記事ではこのあたりに重点を置いて説明します。
なお、基本選出を出すかどうかについては、構築の経緯で整理した観点のほか、前期の構築記事及びウツロイドの単体考察に記載した事柄が前提になりますので、適宜ご参照ください。
シーズン7最終2165・ボスラッシュ使用構築~Dual gift crossing
単体考察~詰め筋を意識した起点作りウツロイドの動かし方についての諸考察

1 基本選出……上記①~⑥の観点に当てはまらない場合には基本的にこちらが通ると思ってよいです。逆に、優先して基本選出を出したい場合は次のような場合です。
(1) リザ入り……裏選出のカグヤもレボルトも、バトンが通っても基本的に不利なのであまり出したくないです。ステロを撒いてバシャで処理が丸いですね。場合によっては悪巧みでごり押しが利くのでレボルトを出さないこともないです。

(2) バシャ入り……基本的に先発バシャに対してウツロイドで麻痺をさせるor後続のバシャに対して毒を盛るのが、運要素が絡みつつも最も信頼できる処理ルートです。逆にバシャに対しては流石のブラッキーも剣舞などでやられかねないので、お祝いバトンを通すルートがそもそも取りづらいです。

(3) ミミッキュ入り……ATか呪いかの区別がつかないため可能であれば毒殺したいです。ただし、上記①~⑥の観点により基本選出のとおりが極めて悪い場合には、割り切って裏を出します。

2 裏選出……そもそもレボルトで全抜きorカグヤで封殺できそうな相手であれば積極的に選出を検討します。また、上記①~⑥の観点に当てはまる場合には表選出が出しづらいので裏選出を検討する必要があります。ただし、リザ入りやバシャ入りに対しては、上記①~⑥にかかわらず基本選出を優先します。裏ではリザやバシャに壊滅させられかねないからです(例外:リザ入りに対し、ステロを撒いてからバトンをする隙がありそうであれば比較的上から縛りやすいので裏でも行ける)。

☆ バトンエースの選択について裏を検討する場合に問題になるのがバトンエースで、この面子で可能性があるのはレボルトとカグヤです。それぞれについて検討します。なお、どちらにも言えるのが、ミミッキュ入りに対して選出する場合、呪いを持っているかAT寄りかをなるべく見極めてより刺さる方を出せるように心がけたいところです。一応の観点としては、鋼枠や数値受けを崩す手段の有無がべたながらわかりやすそうです。とはいえほぼあってないようなものなのである種の割り切りは必要かと。

(1) レボルト……吠える吹き飛ばしによる阻害がありそうな場合(特にカバ)、顎氏が見えている場合(+1めざ氷で耐久に振っていないのは大体落ちる)、マンムーやドリュウズ、メガバナ、水地面組がいない場合、コケコやレボルトが見えている場合、相手が受けサイクルなどで再生回復持ちの数値受けが見えている場合(トレースポリ2には重々気を付けること!!!)、ゲンガーがいる場合(カグヤは滅ぼされる)等々

(2) カグヤ……ATらしきミミッキュがいる場合、めざ氷の刺さらない地面枠がいる場合、1段階上昇であれば身代わりを残せそうな場合、メガバナがいる場合、炎や電気枠のプレッシャーがきつくない場合(電気枠対面で身代わりを残したまま対面できそうな場合)等々。

☆ 起点作りの選択について
特にレボルトをエースとする場合、前述のように壁がないと耐久が足りない場面が頻発するためコケコの優先度が高いです。例外的に、ステロや毒菱と組み合わせて制圧を図れる+ミミッキュなど毒菱を刺したい相手がいるなどの場合にはウツロイドから入ることもあります。
逆に、カグヤをエースとする場合には毒菱やステロとあわせることで確2範囲がぐっと広がる上にカグヤ自身の耐久がそこそこあることから、ウツロイドから入ることもままあります。

言語化すると非常に長いプロセスをたどっているようですが、やっていることは単純に相手の6匹を見てどのような詰め筋をとるのが一番可能性が高そうか、というところから逆算して考えればOKです。

なお、対受けルについては概ねウツロカグヤレボルトという選出をします。
ウツロイドでステロを撒きつつカグヤで宿木を入れつつ粘り、隙を見てレボルトを出して全抜きを狙いに行きます。
ゲンガー入り受けルは性質上初手に出してきやすいので、ウツロイドをぶつけて麻痺らせてしまえば仕事終了です。

重い相手(以下、殺意の波動に目覚めたため妄言乱文注意)

・ 身代わり激流ゲッコウガ←これだけやって先発で投げて思考停止身代わりをし始めるのは流石におかしくありませんか。もはや人読みを疑うレベル。

・ 先発ガッサ←なぜこの面子をみてガッサを先発にしようと思ったのかご教示いただきたいです。

・ HS超Zテテフ←端的に言って死滅せよ!本当に超Zテテフとして必要な耐久が確保できていますか?初手ウツロイドのテテフ検定をわけのわからん方法で掻い潜るのはやめていただきたい。そんなんでバシャの対策とするくらいならもうちょっと別の方法があると思います。ミミッキュを抜いている?超Zテテフでミミッキュと撃ち合う必要はあるんですか?2050付近で当たった1723くらいの超Zテテフ使いは絶対に許さない!!!おかげさまで睡眠時間が2時間は短くなりました。

・ ヌオー入り受けル←レボルトが完全に止まるのでほぼ無理。毒菱撒かれて降参するなら出てくんな!バレルとセットのやつはバレルも出されたらどうしようもない。どんだけレボルトが嫌いなんだ!!!メガバシャーモというポケモンをご存じない!?

・ 後発顎氏……はいはいえらいえらい

~閑話休題~

後語り
今まで自分的には結果を出せたと感じたシーズンの次は例外なく爆死していたので、2期連続で2100に乗せることができたのは素直にうれしく思います。
他方で、いわゆる上振れに助けられた部分が大半を占める上に、前期に結果を残した構築をベースにしているので、実力的な面で勘違いをすることのないようにしたいです。

シーズン9で同じコンセプトでパーティーを組むかは未定です。
基本選出は流行り廃りや型バレに比較的とらわれにくいので、これを下地にさらに研究を深めていきたい気持ちもあります。
他方で、新たなポケモンの並びの可能性を見出していくのも楽しそうだと感じており、実際いくつか腹案もあります。
自分のスタンスとしては、とにかくいい勝負をして楽しみたいというのがあるので、いずれにしてもその基本線には忠実にいきたいと思います。

Special Thanks
シーズン8を通じてずっと一緒に戦ってくれた大統領に最大限の感謝と敬意を表します。
そもそも大統領がいなければ構築が完成すらしませんでしたし、やり取りを続けていって勉強になりましたし単純に楽しかったです。
結果が出ずに腐りそうになっていた時も付き合ってくれて、一人だったら遠からず心が折れていたであろうところで頑張ることができました。
何度お礼を言ったかもわからないのですが、この場を借りて改めてお礼させてください。

りるおふで初参加にもかかわらず暖かく接してくださったみなさんにも、改めて、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

そしてサンヨウカップで2日にわたり戦ってくださった大統領とKionさん、急遽出られなくなってしまったものの大会当日もやり取りをしてくださったオペラスリスさん(@sinnmeiryuu3391)、このチームは本当に最高でした。
支え支えられながらほぼボスラッシュの敗者トナメを駆け抜け、優勝まであと一歩のところまで来られたのは皆さんのおかげです!
自分一人では絶対に見ることのできなかった景色を見せてくれてありがとうございます!

それでは、例によって長文となりましたが、ここいらで筆をおかせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
シーズン9も頑張っていきましょう。

~追記~

QRレンタルチームを公開しました。
よかったら使ってやってください。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-0E5C-4435

テーマ : ポケットモンスター サン・ムーン
ジャンル : ゲーム

シーズン7最終2165・ボスラッシュ使用構築~Dual gift crossing

シーズン7お疲れ様でした。
今期はインフレの大波にうまく乗ることができて、6世代も含めた最高レートを大幅に更新することができました。
また、念願かなってボスラッシュにも出場することができ、大変名誉で嬉しく思います。

とはいえふと試した構築がたまたま大はまりしてしまった感が強く、分不相応であることは否めません。
出た結果は一旦忘れてシーズン8も頑張りたいと思います。

構築の並びと最高レートの画像は下記です。
ボスラッシュの最高レートは1530かそこら、最終は1474でした。全敗でなくて本当によかったです……。

IMG_20180122_230101.jpg


構築の経緯

フォロワーさんで何かと絡みの多いスミチェルさんが結果を出した並びの毒菱ウツロカグヤがとっても強そうだと思って使ってみることにしました。
当初はウツロたんが電磁波毒菱ステロと色々ばらまけることから、分身バトンと組ませると強いのではないかと思い、ウツロバシャカグヤマンダ……という分身バトン構築で使用してみました。

そうしたところ、ウツロたんが呼び込みやすいポケモンが鋼枠=メガバシャだったらおいしくいただける、地面枠=カグヤが基本的に強く出られるということに気づきました。
本来であればバシャが止まるような相手(最たる例はゴツメカバ)もステロや毒を合わせると受け出しがきかなくなるので、バシャの全抜き性能を大幅に引き上げることができると思いました。

他方のカグヤについて、毒菱と相性のいいカグヤの型ということで当然ながら残飯身代わり守る宿木@という型になるわけですが、このポケモンがはめ殺すことができる範囲は、①自分より早い相手で上から攻撃を2回受けても宿木等込みで身代わりを1回貼れる、②自分より遅い相手で攻撃を1回受けても宿木等込みで身代わりを1回貼れる、③身代わりを割られない相手と整理できます。裏を返すと、①’宿木を入れている間or入れる間もなくに一撃で落とされる、②’こちらからの有効打がない相手に上から挑発その他阻害行動をされる相手には負けるといった具合です。
一概には言えないものの、Sを上げることで仮に裏から①’の相手が出てきても先に身代わりを展開しておくことで宿木を入れなおすだけで退散することなく身代わり守るのループに持ち込むことができるし、②’の相手が来ても挑発を掻い潜って宿木を入れたり削りを入れる等の行動がとれるようになると考えました。

バシャとカグヤを連関させると強いことはランドバシャカグヤの並びでよく知られているということもあり、バシャにバトンを採用することで、基本選出の3匹を結びつけることに成功し、ウツロバシャカグヤの基本選出としました。
この基本選出だと受け回し系の構築(特にヒドイデ入り)に勝つのが後述するカグヤの怯み頼りになるので、受け回し系を滅殺できる身代わり挑発悪Zサザンを採用しました。
あとはバシャとカグヤがそれぞれ苦手な相手を取り巻きで補完することとして、できた構築でメイン2100までは行くことができました。
この時はポリゴン2の枠が毒グライでした。

ところが、いざ2000帯で潜ってみると、今期はマンダ絡みの構築が多くて吐きそうになったため、サブロムを犠牲に残りの2枠を中心に構築の見直しを図りました。
そうして最終日にようやく完成したのが今回の構築です。

ウツロたんが毒菱をばらまく(独語でgift)のとバトンの恩恵の交差ということで、構築名はDual gift crossingに大決定!

それでは個体の紹介に移ります。

nihilego.gif
臆病@襷 H4C252S252
パワージェム/電磁波/毒菱/ステルスロック
NN:メデューサ

この構築の肝。
相手の選出画面を見てどのような起点を作成すべきかを考え、実現できれば7割方勝てると思ってよいというくらいに重要です。

目安として、リザやガモスが見えたらステロの優先度が高く(ステロ+膝で大体のリザはXY問わず落ちます)、レヒレやアシレーヌ、ミミッキュ、カバルドン、害悪系統などに対しては毒菱の需要が高いです。また、パーティー全体で接地している毒+浮いているポケモンor鋼枠など毒菱の刺さりが悪いときは無理して毒菱まで撒くよりも麻痺や削りを優先させます。ただし、毒ポケ1体くらいしかおらず、かつウツロたんと対面しているなら毒を撒いてもいいです。これは接地しているポケモンを出しづらくする意味合いもあります。

場合によっては、ミミッキュの皮をはがしたり、顎氏に麻痺と削りを入れたりすることによってバシャの全抜きを助けるように動きます。
この動きをどこまで事前に考えられるかが本当に重要で、ここがうまくいかないとこの構築を使ってもあまりうまくいかないかと思います。

分身バトンだとレヒレやアシレーヌ、マリルリへの打点(+α追加効果)としてヘドロ爆弾が優先されますが、この構築ではリザガモス非メガのギャラへの遂行、ランドロスや顎氏への十分な削り等々のために岩技の優先度が極めて高いです。

電磁波は、後投げされるグロスやルカリオに入れて後続のバシャの択を無くしたり、カグヤの身代わりを残しやすくする、バンギに舞われて上から身代わりを貼られるのを阻止する、対面ゲンガーに入れたり顎氏の全抜きを阻止する等々、全く想定されずによく刺さるので非常に便利でした。
それと、この技がないと先発バシャに加速されて文字通り全抜きされるので、それを防ぐためにも電磁波は必須です。
麻痺したバシャに対しては、4加速されても1加速のバシャと同速な上、バシャ側は初手から守らず突っ張ってくることが多いので、悠々と麻痺を入れつつ起点を作成して散る、という動きが取れます(しびれを引くと計算が狂うので、この時だけはうまくないです)。

ほぼ100%選出するので選出率は1位。
そんなに電磁波を外さずアイヘでも怯まず仕事をしてくれるえらい子でした。

NNの由来は単純に見た目から。

blaziken-mega.gif
意地@メガ石 A252D4S252  加速
フレアドライブ/飛び膝蹴り/守る/バトンタッチ
NN:グンダリ

ウツロたんの起点作成を受けて加速展開しながら隙を見て全抜きする枠。
ORAS時代は鬼火をばらまいていることが多かった個体をバトン型にして流用。
毒菱を撒いていればカバを膝で毒込確2にできる程度の火力で、ステロや毒の補佐によって全抜き性能が一気に上がります。
呼び込むランドやギャラ、レヒレ、ミミッキュ等々はまとめてカグヤで吸い殺したり誤魔化したりします。

選出率は僅差の2位。

NNの由来は明王様からいただきました。

celesteela.gif
臆病@残飯 H36B140C4D100S228
エアスラッシュ/身代わり/守る/宿木の種
NN:なし(GTS個体)

Hは16n+1調整で、HBラインはA216ランドの岩封を身代わりが確定耐え、A182ガブの剣舞逆鱗を残飯込みで概ね2耐え等々、HDラインはC179顎氏の文字が最大74%で身代わり分のHPが確定で残る程度。
ランドやガブをはじめ相手の地面枠を処理したい枠なのでB方面に重きを置いた調整ですが、環境に蔓延していた顎氏は意識しておきたかったのでこのような調整としました。

Sラインは1加速で最速メガルカリオ、2加速で準速スカーフ109族まで抜けます(ここ重要!)。書いていて、Bを1削ってSに回せば準速スカーフ110族まで抜けるようになることに気づいたのでそちらの方がよいです(笑)。スカーフラティは最速の方が多いかもしれませんが……。
早いカグヤは加速なしでも意外と動けて、比較的多かった遅めのドランやレヒレの上から宿木を入れたり遅いミミッキュや家電どもの上から身代わりを貼るなどすることができ、便利なことが多かったです。

ウツロたんの後を受けてループに持ち込むこともありますが、バシャからつないで裏込みで封殺することの方が多いです。

ループに持ち込むことができる範囲は構築の経緯のところで詳しく書いたので割愛します。
このポケモンの大事なところはいかに身代わりを残せるように立ち回るかと、いかに守るの隙を突かれないようにするか、被ダメと回復量の兼ね合いがどの程度か、というところです。
ダメージ感覚がガバガバだと出したところで出落ちしてしまうので注意が必要なのと、身代わりを盾にするように立ち回ることで不意のZや追加効果(特に麻痺)による機能停止を極力避けることができます。
元々そこまで崩し速度を考えるとそこまで硬いわけでもない上、Sに大幅に努力値を割いているので耐久はまったく過信できず、いかにループに持ち込むかというところに注力することになります。

唯一のウエポンは、PP勝負に強く怯みを押し付けることで低速サイクル相手に勝ちを拾え、宿木や残飯との相性もよく、さらにバシャがよく威嚇をもらうことも相まって縦の相性も良いエアスラが一番良さそうです。
とはいえ、威力にそこまで期待しないのであれば、鋼枠としての遂行技を兼ねることができ、PPも同じだけあるアイヘも選択肢としてありかもしれません。

バシャの膝外しはあえて触れるまでもないのですが、このポケモンは本当に宿木やエアスラをこれでもかというくらい外してくれたので心臓に悪かったです。
他方でいいところで怯みを引いて運を押し付けてくれたこともあるので差引ゼロくらいですかね……←追記、ボスラッシュでやらかしまくった大戦犯です!!!強く自覚と反省を促したい!!!

耐久振りの身代わりマンダに対しては、バシャから加速を受け取りつつ上から宿木をいれ、羽休めのPPを枯らしに行きます。
うまく枯らせれば勝ち、できなければ宿木1回でマンダが落ちるところまで粘って追い詰めつつ、次のバシャで羽と攻撃の択ゲーに持ち込みます(白目)。
しかし実際にこれでも結構な数のマンダを処理してきたのでいいのか悪いのかよくわかりません……。

選出率はバシャよりは少しだけ落ちて3位。
とはいえ、基本選出のウツロバシャカグヤを9割方通していました(笑)
しかしボスラッシュでエアスラや宿木をひたすら外すわいらんしびれを引くわやらかしまくる大戦犯でした(笑)大事なことなので2回言います!!!
GTS個体だから仕方ないのでしょうか……。

hydreigon.gif
控えめ@悪Z H60B4C180D12S252
悪の波動/身代わり/挑発/羽休め
NN:アビス

受け回しの構築に対して圧倒的に強いコマ。
ボスラッシュではトレーナーのミスで憤死させてばかりでしたが本当はそうなんです(笑)ステロか毒菱を撒いて有利対面で身代わりを貼り、身代わりを盾に挑発しながら上からの悪波でなぶり、隙を見てZでぶち抜くという立ち回りです。
他で毒を撒く関係でサザンに毒々を採用する必要がなくなり、構成としてはこれで一つの完成形かと思っています。

HBラインはA121カグヤのヘビボンを2連最高乱数切り程度の乱3、HDは目安としてC197レボルトのめざ氷がやや不利な中乱2程度です。
CラインはH131D125ミミッキュを悪波Zでほぼ確殺、Sは準速ミミッキュや遅いテテフを抜くため全振り、余りをH16n-1、BDをDL調整としました。
火力が微妙に足りなく思えるのですが、そこに隙を見て悪波Zをぶっこむことで相手の計算を狂わせることができます。
逆に言えば、読まれてうまく透かされると元も子もないので、ご利用は計画的に、ですね。

選出率は受けサイクル系統には必ず出したので4位。

NNは悪波Zを使うのでそれっぽく。

amoonguss.gif
図太い@ウイの実 H196B236D76 再生力
ギガドレイン/クリアスモッグ/イカサマ/キノコの胞子
NN:モルボル

ここまででアシレーヌ重すぎ問題が勃発している上ガッサに誰も勝てず、ミミッキュにもやや薄いため、牽制するために採用しました。
受けサイクルでなく引き先がきちんとしていないためあまり選出できなかったのですが、テテフ以外のカプ連中にも強いのでサザンやカグヤ、後述するポリ2とサイクルを回すことも本来は不可能ではないはずです。

詳しい配分等は過去記事参照。
A156ミミッキュの剣舞霊Z大体耐え、C222ガルドの影玉Z大体耐え、A155ゲッコウガの珠冷ビを大体耐え等々。

ほとんど出せなかったので選出率はポリ2と並んで5位タイ。
しかし本当は優秀なポケモンなんです。

NNの由来はFFネタ。

porygon2.gif
図太い@輝石 H244B156C4D4S100 トレース
イカサマ/毒々/身代わり/自己再生
NN:オイラー

最終日当日に入ってきた枠で、高レート帯で蔓延していたガルドやカバ絡みのマンダ軸に対して投げていくコマとして、毒羽サンダーと最後まで迷いながら採用しました。
結果的に21帯で選出したのは1、2度程度だったものの、選出段階で面倒なゲッコウガやポリ2に抵抗手段がないマンダの選出を強く抑制してくれたので採用して大正解でした。

Sラインは、毒ガルドのSラインが大体92くらいのようだったので93まで伸ばしつつバシャからつないだ先のA216ランドの持ち物あり叩きを身代わりが耐え、A165メガマンダの+1恩返しを2耐えするラインまでHBを確保、HD方面を申し訳程度にC155ゲッコウガのカノンZ大体耐えまで確保しました。

冷ビや電気技もほしかったのですが、技スぺ不足で泣く泣く断念。
対カバマンダガルドで想定していたのは、カバは身代わりから入って毒を入れ、吠えられたらバシャが守りながらバトンしたりなんだり、ガルドは身代わりから入って頑張る、マンダは気合で毒を入れる、というイメージです。
実際には結局基本選出で処理しに行ったためサザンやバレルとサイクルしながらわちゃわちゃしていただけでした(笑)

選出率はバレルと同様の5位タイながら、それなりに可能性を感じた1体。

NNは偉大な数学者のお名前を頂戴しました。
HDの方はユークリッドです。

選出は大真面目にほぼウツロバシャカグヤです。
裏にレヒレがいようがランドがいようがギャラがいようがウツロからバシャにつないで加速してカグヤで封殺するか、カグヤが止まった後にバシャでぶち抜きます。
相手にバシャがいてもこちらが毒菱を撒きつつ展開するか麻痺を入れてしまえば大体何とかなります。
参考までに無振りメガバシャは毒ダメ2回+カグヤのエアスラ+身代わりに対するフレアの反動でほぼ落ちます。

相手が受けサイクル系統の場合はバシャサザンカグヤまたはウツロバシャサザンのいずれかが多いです。
最近のグライは早いことが多いので、できれば加速したうえでサザンにつなぎたいですが、読まれて毒を盛られる事態が2、3回あったので、カグヤにつないで一度グライを引かせたうえでサザンを再展開した方が無難かと思います。

ガッサ入りに対してはバレルを絡めたサイクルをするか、出てこないことを見切って基本選出で行くか検討します。

ゲッコウガやガルドが絡んだマンダ入りには可能な限りポリ2を投げたかったのですが、結局基本選出で誤魔化していました(笑)これはガッサが同居していることがたびたびあったためです。

重いポケモン、並び(以下乱文注意)

身代わり激流ゲッコウガ……初手でぶん投げて思考停止で身代わりを貼ってくる畜生。残らず死滅すべし!

剣舞ガッサ……なぜバレルをみて出してくるんだ!残らず死滅すべし!

顎氏……出されるとカグヤが2加速受け取っていないと面倒。

初手レヒレ→バンギ……麻痺通らない舞われる身代わり貼られる死ぬ。選出画面から予測してレヒレウツロ対面から即バシャ投げ→カグヤで誤魔化しに行く。

HD身代わりマンダ……基本選出だとよほどうまくPPを枯らせない限りよくて択ゲー。無理。ポリ2見て出てくんな!

カバ展開……欠伸ループ切れない死ね!ついでに択ゲーを仕掛けてくる毒ガルドも死ね!おとなしくカグヤに吸い殺されろ!

アシレーヌ……わだつみ型なら最悪バシャで守ってミリ耐えした後カグヤ引きから誤魔化しに行く、眼鏡はほぼ無理。個体数が少なくてよかった。

レヒレランド絡みのピン滅び……カグヤを滅ぼしてからレヒレやランドでバシャを処理するのは止めたまえ!なんでこの手の並びにしてまでピン滅びが苦手なんや自分……。
ついでにゲンガナンスは100%不可。
誰かこの並びの処理の仕方を教えてくださいって100万回繰り返してます……。

後語り

というわけで、とても愉快な脳筋×陰キャ構築が大はまりして、7世代では21を達成したことがなかったにもかかわらず、インフレに助けられつつも21後半まで数字を伸ばすことができました。
ボスラッシュでも負け越しはしたものの名だたる強者の方々と互角といわずとも爪痕を残す程度にはわたり合えたと思います。
この結果は素直にとてもうれしいです。

とはいえ、これが自分の実力相応であるとはまったくもって信じることができません。
たった一度運よく結果を出せた程度で拭い去れるほど、自分の実力に対する不信感は甘くありません。
そんなわけで、来期以降結果が出る保証は全くないのですが、叶うならばプレッシャーにとらわれずに楽しく心躍る勝負をしたいです。
というわけで、例によって長々お付き合いいただきありがとうございました。
既にシーズン8も始まっていますが、頑張っていきましょう。

※ 1月28日、QRパーティーを公開しました。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-D272-4D0D


追記~試行錯誤中に試したポケモンたち……主にマンダ、ガッサ、ゲッコウガ、顎氏あたりをケアしたいということで色々。

2000達成時~2100達成まで……
グライの枠がAdS地面Zドリュ(対顎氏を強く意識するも顎ギャラにまったく選出できず)→HDグライに変更して21まで

21達成後20のサブロム→1800まで……
ASメガグロス(あまり出せず)
慎重HSベース呪いジュナZジュナイパー(結構強かった)
ASメガギャラ(ウツロ起点とは相性悪くないはずだが……)
HBSやどみがポイヒガッサ(型が悪かったらしくかみ合わず)

1ロム特攻はもう嫌だ!!!!

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テーマ : ポケットモンスター サン・ムーン
ジャンル : ゲーム

シーズン5瞬間2050最終2031 魔法少女リリカルゲンガーReflection ~サザンカ=スミチェルの定理

シーズン5お疲れ様でした。
今期も2100を達成することができずに悔しい思いをしましたが、他方で最終日のかなりギリギリまで粘ることができ、上位層に対してもちゃんと通用する構築を作ることができたということでそれなりの手応えを得ることができました。
6体の並びは下記、最高レートは2050、最終レートは2031でした。

シーズン5トレーナーカード

~前語り~
この構築は途中までスミチェルさん(ID:@smichelpoke )と一緒に同じ構築を回しながら試行錯誤を繰り返し、最終日にちょっとした偶然もあって完成にこぎつけました。
二人で同じ構築を回すことで別の考え方に触れて吸収することで、よい化学反応が生まれましたし、単純にとても勉強になりました
また、モチベーションの点でも、普段であれば1800台に2連敗したところで意気消沈していたところを、絶対に負けられないと思って頑張りとおすことができました。
こんな感じでこの構築を一応の完成まで持っていくことができたのはスミチェルさんのおかげです。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
本当に楽しかったです。
できればもっと早く完成させて二人で共有できればよかったのですが、そこは力不足でした。

という近年なかった青春チックなレートができて楽しかったですね。
構築の並びと最高レート時の画像は下記です。

それでは、以下で構築の経緯と個別解説をば。

~構築の経緯~
前期の構築記事の中でミラータイプピン滅びなる愉快な型を発見し、これは強いと思って遠慮なくパクらせていただきました。
ネタ元の構築記事はこちらです(無断転載につき問題があれば削除しますのでご一報ください)
2ばんどうろのおとくなけいじばん!「【構築記事】シーズン4使用構築その2 ルカリオ入り対面&積み(β)【最高レート1980】」

当初は、序盤に試していたコスパバトンミミロップの表選出が受けルやオニゴーリ、ヒドイデたんに勝てないため裏メガとして採用していました。
しかしどうしても1800程度で頭打ちになっていたところでたまたま札幌に遊びに来ていた金玉オニゴーリのツダ君(ID:@tuda_0251 )と話していた時に、いっそこのポケモンをメインにしてはどうかという話になって、そこからこの構築を煮詰めていくことになりました。

どうでもいい話ですが、構築名はちょうど劇場版なのはが上映中で、ミラータイプだからReflectionじゃん!というなんとも頭の悪い経緯でそのようになっただけです。
残念ながら、対面の相手をキャッチして動けなくしたうえで至近距離から全力全壊の砲撃魔法を叩き込むような構築にはなっていませんので、超絶火力を期待された方はお引き取りください嘘ですちゃんと読んでいってください(笑)
※ 某魔法少女ブルル☆ドランの強者の方に、21を超えていないのに魔法少女を名乗るなとキレられそうですが、元ネタが違うので許してください(笑)

まじめな方の構築の経緯ですが、メガゲンをメインに据えた場合にまず重くなるバシャリザXマンダギャラ等々の大火力物理がきついので、ヒドイデたんとクレセが候補として挙がりました。
しかしヒドイデたんを入れるとテテフ絡みの構築が無理ゲーになりそうだったのと、単純に普段使わないポケモンを使いたいということで、バシャマンダに強いクレセをまず採用し、並びとして相性がよく、リザやテテフ、相手のドランに対して強く出られるチョッキドランの採用もすんなり決まりました。

この並びで重くなるのがなんといってもミミッキュと、ゲッコウガ、レボルトやコケコなどの電気、ガルド、何気にマリルリやドリュウズなんかも辛いので、これらに対して幅広く対応できるリザXの続投も決まりました。

当初はゲコルカ系統が重かったりフィールド展開ボルチェンからドランにつなぐムーブで相手のゲンガーを滅殺できるということでスカーフコケコとホルードを使っていました。
しかし、ホルードの刺さりが悪かったりやっぱりミミッキュドリュウズが重かったりガッサの処理があいまいだったり等々で迷走し始めていたところでスミチェルさんに声をかけていただき、ここから二人で構築を煮詰めていくことになりました。
最終的にホルードの枠が上で上げたような問題点を解消できるバレルに落ち着き、そこで一度レート2000に乗せることができました。

しかし、終盤に入るにつれてカバやランド絡みの構築が増えたためコケコの刺さりが悪くなりました。
また、相手のドランがゲロ重だったり、初手身代わり剣舞竜Zガブという畜生が繁殖したため、リザXの見直しも検討しなければならなくなりました。
これらの問題に対しては、最終日3日前くらいに後述するブラッキーを投入して、なんとかある程度解消することができました。

そんなこんなで最終日まで色々なポケモンを試しながらいまいちぱっとせず、玉砕覚悟で最終日に特攻することにしたその日の朝にTLにgaspardさんの臆病チョッキドランの調整が流れてきて、これを応用すればドランの対面性能が上がってパーティーの力が段違いになるはずと確信して調整し、ようやくこの面子の全体像が完成しました。

なお、参照した構築記事は下記です(無断転載につき問題があれば削除しますのでご一報ください)
gaspardの日記「S5終盤使用構築;選出強制受けサイクル~受けと“顔”の邂逅~(サブ最高2069最終2065、メイン最高最終2007)」

~個別解説~
※ この構築では他人のアイディアや型をパクりまくって魔改造もとい自分流にアレンジして投入するという、なんとも日本人な振る舞いを多々しております。元ネタをいただいた方々に多大なる感謝を申し上げます。自分で考える頭が足りないのはお許しください。

gengar-mega.gif
NN:ウィジャ
臆病@メガ石 H188B188D88S44
守る/眠る/ミラータイプ/滅びの歌

この構築の出発点。
恥ずかしながらゲンガーミラータイプを覚えるのを知らず、上でも触れた通り昨期の構築記事の中にミラータイプゲンガーがあったのを見て、ピン滅びに採用したら絶対強いと思い、遠慮なくパクらせていただきました。

想定していたのは害悪受けルバトンのほか、ゲンガーが出しやすいクチート軸やグライドヒドイデ系統などです。
面子の系統によらず、ポリ2やスイクン、クレセなどが見えた場合には選出を積極的に検討します。

当初は単純なHSぶっぱで使っていましたが、上から身代わり守るをしたり道連れで11を狙いに行く型ではないため高速ATを無理に相手取ることができず、かつメガクチートのじゃれつくで確2をとられることが発覚しました。
そこで、思い切ってSを最速レボルト抜きまで抑え、A172メガクチートのじゃれつくをほぼ2耐えするレベルまで振りました。

当初は最高乱数切りまで振っていたのですが、その場合BDの実数値が同じになりDLポリ2にぶっ殺されかねない事態が頻発したため、C190メガゲンのシャドボ耐えも兼ねてDL対策を施しました。
クチート軸に積極的に投げたいのでこのポケモンに関してはDL対策は極めて重要で、Bを多少妥協してでもDに振る価値はありました。

Bをここまで確保したことで追い打ちをしてくる受けルのバンギに対してあえて居座って滅びをうたってから状況をみて守るとミラータイプを選択して滅ぼすこともできました。
また、グライの地震をA特価に近いレベルでも確定で耐えるので、毒かギロチンかわからないグライに対してミラータイプの前に滅びから入って確実に滅ぼすというプレイングもできました。

Sをかなり落としたことや、特に受けルに対してバンギベトングライを滅ぼした後にもう一仕事してほしいということが想定されたので、残りの枠には眠るを採用しました。
これも確2をとられる攻撃に対して滅び→守る→眠ると動くことで確実に11交換をとれるので、この型に関してはこの技選択で正解でした。

今回は積極的に11交換+αを狙いにいくためこのような構成としましたが、対面構築で採用する場合には11交換を広く取れれば十分ということもあるかと思いますので、その場合にはHSベースにして眠るの枠を道連れに替えればよいかな、と思います。

これだけ熱く語った割に選出率は断トツの6位(笑)
とはいえ、コンセプト的に出せばほぼ必ず仕事をしてくれる上、ストレスのたまるオニゴーリに対してほぼ100%の勝率でしたので、もう少し信頼して出してあげてもよかったかもしれません。
ちなみに、オニゴーリに負けた1回は後出しターンにSを上げられて上から零度を一発命中された1回です。

NNの由来は皆さんご存知ウィジャ盤から。
リリカルゲンガーとは何だったのか。輸送後にそういう話になったので許してください。

umbreon.gif
NN:ミント
穏やか@残飯 H244B156D108 シンクロ
イカサマ/毒々/眠る/寝言

この構築で一番最後に入ってきたポケモン。
この枠をもう少し早く固められれば最終日にもう少し上のレートから始められたかもしれません、というくらいには優秀でした。

よく考えたら3期連続でねむねごを採用していることに気づき戦慄を禁じえません(笑)
ねむねごを採用する意図としては、
  
  欠伸ループを切りつつ後続にも何らかの爪痕を残しながらサイクルを回すこと
  素催眠クソゲー死すべし!死すべし!
  状態異常で耐久系の突破を図ってくる構築に強く出たい

という点があげられるかと思います。
よくねごっている間の不安定さがデメリットとして挙げられ、事実それで負けた試合もあるものの、3分の2の確率で何らかの負荷をかけられる行動をとってくれると思えば、後続がしっかりしていればちゃんとカバーできます。
どちらかの行動をとればよい、という場合は強く、特定の技を1回で出すことを期待する場合には弱いです(とはいえ2回に1回出せばよいという程度であれば、確率的にはだいぶハードルが下がります)。

この他、この構築特有の問題として、マンダの対処をクレセに一任している関係で、マンダガルドでサイクルをしてくる相手に対して全く負荷がかからずサイクル負けするという点がありました。
また、クレセドランという並びが基本的にゲンガーを呼ぶので、ゲンガーにも弱くないのが望ましい、となりました。
さらに、この構築は大地持ちのドランに対して後投げできるコマが皆無で、不利対面をとられたら一体持っていかれるという致命的な問題がありました。

そこで目を付けたのが、毒ガルドも含めて基本的に後出しフリーとなりマンダに対しても一致イカサマや毒で有意な負荷をかけられ、ドランに対しても挑発持ち(切りました)と眼鏡(技固定後にドランで対処可)以外に強く出られるブラッキーでした。
フェアリーに弱いのは後続のバレルやドランを中心にカバーできており、相手視点では相当崩しにくかったのではないかと思います。

HDラインは残飯込みでC222メガゲンのヘドロを概ね3耐えするライン(多少事故っても眠る余裕がある)、HBラインは残飯込みでA200ガブの逆鱗をほぼ2耐えするラインです。
ここまで確保することで物理に対しても最低限の撃ち合い性能を確保できました。

ほぼ最終日のみの採用となったものの、最終日の選出率はドランと3位争い。

NNの由来は当て字で眠兎です。
型そのまんま(笑)

amoonguss.gif
NN:モルボル
図太い@半回復 H196B236D76
ギガドレイン/クリアスモッグ/イカサマ/キノコの胞子

構築の経緯で上げた問題のほか、中盤に1900を超えたあたりでバンギドリュウズミミッキュガッサガルド重すぎ問題が発生したため、その辺にまんべんなく対応できるコマを探していきつきました。
ついでにカバ展開に対して胞子で阻害することができるのもグッドでした。
ラムカバが多かったのにはやや閉口しましたが……。

構成はZoukingさん(ID:@Zouking1 )のイアバレルを本人の了承のもとまるパクリさせて頂きました。
さすが先人が大絶賛していただけあって大変優秀でした。
これで完成されていて語ることがありません。
詳しくは彼のブログをぜひご参照ください。
オノノノーベル賞を受賞した僕がオノノクスと歩むポケモンレート戦記「クレセバレルの並びに対するギルガルドの動き」


ブラッキーを出せないレヒレドラン絡みの不利なサイクル戦展開で、相手のドランが噴煙採用の毒守大地だったのを見て、フィールドが切れたところでバレルを居座らせ、強引に眠らせながら木の実と再生力で被ダメを回収、という立ち回りができるのはこのポケモンくらいなものでしょう。
下からの眠りによって疑似的に有利対面を作りに行けるムーブは強かったです。

ミミッキュの剣舞霊Zを耐えたりガルドの影玉Zを大体耐えたりゲッコウガの珠冷ビを余裕をもって耐えたりと必要な耐久は確保されていて、コケコやレヒレ、ランド絡みのサイクル、バンドリマンダ、ミミッキュ入り等々に広くぶん投げて胞子をばらまきながらサイクルを回します。
イカサマがあるおかげでゲンガーの後出しに合わせて胞子を入れられれば突破できることもありますし、半端に削れている状況でキャッチされたときに、相手の攻撃で半回復発動から眠らせてイカサマ連打で突破ということもしばしばありました。

なお、上の方では意外と鬼火や素催眠クソゲーが少なく、気合玉持ちの3ウエポンやピン滅びが多い印象でした。
どっちもこの構築ではかなり厳しいので出てこないでください!

選出率はクレセのお供で大体出していたので2位。

NNは本当はモルボルグレートにしたかったのですが、字数が足りず泣く泣く断念。

charizard-megax.gif
NN:トワイライト
意地@メガ H188A4B28D60S228
フレアドライブ/ドラゴンクロー/鬼火/羽休め


カグヤガルドらへんの面倒なやつやギャラランド(特にクレセが対応できない飛行Z持ち)、ドリュウズマンムーマリルリ等々を誘い殺す枠で、結局3期連続採用と相成りました。
当初はレヒレランドの並びに出していくために雷P採用をかなり真剣に検討しましたが、バレル加入によってその問題が解消されたこと、なんだかんだ汎用打点がほしいこと、ギャラは基本的にクレセで止まること等々からそのまま維持しました。
しかし構築全体でドランが重くなったので地震採用もありえたかもしれません。

ダメ計等々で語ることはないのですが、中盤に初手身代わりから剣舞竜Zをぶっぱしてくるサイクルをなめ腐った元祖厨ポケガブリアスにぼこられまくって解雇を真剣に検討しました。
しかし最終日付近ではあまり見かけなくなったことや、上位層でデンジュモクが大量発生していたためにかなり活躍しました。

カバやランド、ウツロたんが多くステロが痛くて出しにくかったのですが、最終日はデンジュモク処理班として素晴らしい活躍を見せてくれました。

他方で、初手リザバシャ対面でクレセに引いたら剣舞バトンされて壊滅したことが2度ほどあって、不穏な空気を感じたら突っ張りも検討しなければならんと反省しました。

選出率は5位ながら、最終日にかなり活躍してくれたので特にいうことはありません。

NNは夜明け前の色合いから。

cresselia.gif
NN:ミカエラ
図太い@ゴツメ H220B252C28D4S4
ムーンフォース/リフレクター/毒々/月の光


今期のMVPで、クレセに対する評価を大いに改めました。
元々ゴツメ枠としては負荷が小さく被弾回数が増える割に回復ソースが貧弱(PP面でも天候に阻害される面でも)なので全く評価していませんでした。

しかし、前期1位のアーモンドさんのリフレクレヒレをみて、レヒレもやや趣は異なるものの負荷が小さくなりがちなポケモンであることから、この発想は使えると思って遠慮なくパクらせていただき、自分流に魔改造した結果爆誕しました(笑)
参照した記事はこちらです(無断転載につき問題があれば削除しますのでご一報ください)
ポケモン日記「【s4終盤使用構築】サイクル厨パβ 最高最終2207(最終1位) 」

リフレクを採用したことによって場合によってはメガへラすら受けられるようになるといえば、どんな楽しいことになるかはある程度想像がつくかと思います。
対面からであればメガバシャが剣舞しようがリザXが剣舞しようがギャラがメガって竜舞しようがグロスが多少怯ませてこようがすべて封殺します。
また、クレセを見て死に出しして狂ったように踊りだすミミッキュに対してもリフレクからバレル投げでご愁傷様、となります。

ウエポンをムンフォにしたのは、単純にサイキネと冷ビの中間択をとりたかったのですが、チーム事情的にギャラやパルシェンを相手取ってほしかったのが大きいです。
この選択も大はまりして、単純に受けきれる範囲が広がるだけでなく、後出ししてくるゲッコウガやサザンをがっつり削ったり、Cダウンを引くことで後続の負担を減らしたり、PPも多いので比較的安心して連打できたりと、採用してよかったことの方が圧倒的に多かったです。
リフレクと相まって、従来型の後続の負担が重くなる問題を解消するのを通り越して、後続の負担を軽減させながらサイクルを回せる優秀なサイクル要因にクラスチェンジさせることができました。
なお、自分のクレセのレベルは100です。不正ではありませんのであしからず(笑)

ただし、今期数が増えた慎重HDマンダに対しては、無振りだと身代わりがやや低めの高乱数(ぶっぱだと5割)でしか割れず、危うく押し切られるところだったという事案が複数発生したため、Hを定数ダメ最小に削りつつHDマンダの身代わりを概ね割れる程度にCにまわし、端数をDSに振り分けました。
Sに振ったおかげでたまにレヒレの上をとれたこともあり、配分としてはこれが一つの完成形かな、と思っています。

難点があるとすれば、晴れ以外の天候系に対してHP管理が難しいというところは克服しきれなかったです。
メガバンギ相手はできればリザの鬼火とセットにしたいこと、ペリラグトノラグ等々に対しては役割対象を見極め不用意な後出しを避けることに気を遣う必要があります。
砂はドリュウズをほかに任せつつマンダは向こうも舞ってきたりするので、ターンが自然に経過して問題なことが多かったですが、対雨にはあまり勝率がよろしくありませんでした。

ガルマンダリザ等々物理大火力を見たらとにかくぶん投げるので選出率は圧倒的1位。
ほぼ毎試合出していました。

NNはモチーフの三日月の響きに近いものを、ということで。

heatran.gif
NN:おおえんま
控えめ@チョッキ H164B4C164D44S132(最終日のみ)
マグマストーム→大文字/ラスターカノン/大地の力/岩石封じ

6世代からお世話になっていた個体を引っ張り出してきました。
当初は調整は6世代のものを流用しつつ、ゲンガークレセドランが隙を見せてしまう対ミミッキュを考え、岩封を採用していました。
しかし、準速ミミッキュ程度しか抜けないため、ミミッキュリザYガモスに打つ以外ではS上昇の恩恵も少なく腐り気味でした。

そんな中、最終日にTLに流れてきた臆病チョッキドランの記事を見て、Sラインを上げたら対面性能が上がって強いではないかとようやく気付き、火力を削ってSを確保する形で調整しました。

チョッキドランに関しては役割対象に対しては特に調整せずに勝てる一方、電気や霊打点が飛び交い等倍受け、ことによっては弱点に居座ることすらあるなど調整先を定めにくく、この構築を使う以前から悩んでいました。
しかしSラインを最速レボルト抜きまで確保することで、レボルトを明確に役割対象として意識することが許されるようになり、調整先も決まりました。

ということで、HDラインはC197レボルトの格闘Zを確定耐え、HBラインはミミッキュのシャドクロZ+影打ちを確定耐え等々。
岩封+大地でH153D106リザXを確殺、岩封+文字でH155D90レボルトを確殺等々。
コケコの10万Z→10万を耐えなかったりするので等倍への不用意な受け出しは厳禁。

従前はSラインが遅いために(剣舞)リザXに対しても安定せずやや取り回しにくかったのですが、Sを上げてからは比較的後出しもしやすくなり使い勝手が格段に上がりました>(そのせいで不用意に後出ししてYの気合玉や地震の餌食になったのはまた別のお話で(笑))。
対面性能の高いサイクル要因は選出しやすいし強いですね。

火力を削ったところは技構成の変更に表れていて、C200だとマグストの拘束ダメ込みで色々落とせたのですが、削ったことによってどのみち確2になる場面がほとんどになりました。
どのみち確2であれば命中率をとった方がよいので、サイクルカットの魅力を思い切って手放して文字を採用しました。
比較的外しもなくやってくれたのですが、ある試合で身代わりサンダー相手に2回糞外しをやらかしてお通夜になったりしたのは良い思い出(どのみちPPを枯らされて勝てなかったとかいわない)

選出率はバレルとブラッキーと3位争い

NNは某ラノベより。

~選出等~

基本選出は特にありません。
選出画面を見て刺さっているポケモンを出していきます。

ガルバシャマンダリザギャラをみたらクレセは絶対選出、リザがいる場合はドランも極力セットで出します。
ギャラ入りにはお供にリザを出せないか検討します(バレルでもよいのですが挑発飛行Zのような畜生が1800帯くらいで大量発生していたので手っ取り早く鬼火で無力化したい)。

ミミッキュ入りにはバレルをほぼ出していて、どうしても出せないときはドランで対面処理するかリザをぶつけて無力化していました。

カバ入りにはブラッキーかバレルの出しやすい方を出します。

ゲンガー入りにはブラッキーリザドラン(バレル)の中から必ず2体連れて行って、極力隙を作らないように注意して立ち回りました。

コケコ絡みのサイクルにはステロの有無によってバレルかリザを出します。

テテフ系統は基本クレセドランと投げますが、まれにクレセのみに任せざるを得ないこともありました(挑発しないでください死んでしまいます)。

レヒレドランのような並びにはバレルと極力ブラッキーを投げ、どうしてもブラッキーが出せないときはドランを出していましたが、どうしても後手に回ることが多く、そのような場合には勝率はよくありませんでした。

害悪受けルバトン系統、ポリ2スイクンクレセヒドイデあたりに対してはゲンガーを投げて21を狙いに行きます。
この構築では雑に1体を持っていけばよいことが少なく、対面系や攻めサイクルにはやや出しづらかった感が否めません。

~重かったポケモン~

ピン滅び……腐れ重いですが、ピンであればゲンガーをなるべく出てこさせないようにして処理すれば何とかなっていました。どうしようもないのはゲンガナンスで、突破手段はほぼありません。一度だけリザの鬼火がゲンガーに入ったおかげで高レート帯で勝てたことがありましたが、勝率は限りなく低くて当たらなくてよかったです……。

素催眠クソゲー……犯罪です。

ルカリオ……この面子で出てくるのは100%悪だくみで、上から止められるのがいないのでぱっと見どうしようもありません。
実際には、ルカリオのウエポンが波動弾であればドランで対面処理できたり、舞われる前or攻撃される前にバレルで眠らせてリザかドランで始末するという流れで倒していました。
物理型も多かったのか思ったよりは出されず、悪だくみ型に対してもなんだかんだ対応はしていましたので、思ったよりは勝率も悪くないです。

デンジュモク……サイクル系の敵デンジュモクに対しては、この構築も例に漏れず弱いです。身代わりを考慮するとまともに対応できるのはリザしかいません。
最終日にはブラッキーがギガボルト→10万を耐えて眠り、サイクルを回しながらリザでとどめというムーブがしばしばありました。
見かけ上有利なバレルは、実際には身代わりがあるのでむしろカモられます。

ドラン……ブラッキーを投入してもなお選出が歪みます。

~後語り~
こんな感じで、結果はさておきとても有意義なシーズンを送ることができました。
Twitterを始めて色々な方とつながって、それが活きてきたという感じがします。
最終日に強者が入り乱れる環境で午前6時ころまで溶かさずに潜り続けていられたのは、今までの自分からすれば大きな進歩だと思います。
この経験を活かして、USM前ラストの次のシーズンではもっと上のレベルに行きたいと思います。

最後に、この構築の共同開発者のスミチェルさん、構築を組むにあたって参考にさせて頂いた皆様、病みツイートや雑談に付き合ってくださったイシツブテさんとツダ君にお礼を申し上げ、筆をおかせていただきます。
それでは、シーズン6も頑張っていきましょう。

~最高レート時の画像~
DJeLIuNU8AA-FYM.jpg

テーマ : ポケットモンスター サン・ムーン
ジャンル : ゲーム

プロフィール

雪国サザンカ

Author:雪国サザンカ
ラノベとボカロをこよなく愛する厨二系ポケモントレーナー

TwitterID:sazanka0039

TN:ジュンキ(UM)
   イヨ(US)

   ジュンキ(サン)
   ヨルガオ(ムーン)

   ジュンキ(OR)
   ユウカ(AS)

   ジュンキ(Y)
   サヤ(X)

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