ゴツメクレセって信用してもいいんですか?

今回は、サイクル構築ではほぼ必須ともいえるゴツメ枠について考えてみます。

その上で、今回の記事を書くにあたって他のブログとかを覗いてみました。
ところが、個別のポケモンの評価に関する記事はそれなりにあったのですが、なぜそのような評価をするのかというところがきちんと書かれていないものが多かったように思います。
それでは読み手の方にも親切でないので、この記事では評価の観点を具体的に明らかにしたうえで、自分の使ったことのあるゴツメ枠について書いていこうと思います。
評価なので最終的に主観になるのは致し方なしですが、評価に至るまでの過程は極力人が見てわかるようにしましょうということで。

● ゴツメ枠の採用理由

前振りはこのくらいにして、まずは前半の評価の過程について考えていきます。
ゴツメ枠の評価の観点を考えるうえで、ゴツメ枠の採用理由を踏まえておくことはそれなりに大事なので、前提として確認しておきます。
さて、ゴツメ枠をパーティーに採用する理由ですが、大きく分けると以下のようになると思われます。

(1) メガガルーラその他接触技主体の物理ポケモンの処理(主にサイクル構築の場合)
(1)´接触技主体の物理ポケモンに対して削りを入れることで、後続のエースポケモンの一貫性を取りに行く。いわゆる火力の補強(主に対面構築、ギミック系の場合)
(2) 襷潰し、赤ゲージの相手への削り(副次的な効果として)


もう少しきちんと書くと、サイクル構築では、ガルーラに対して不利対面をとってしまったときの引き先を考えなければなりません
接触技主体の2回攻撃であるガルーラに対し、ゴツメ枠の後出しは有効なダメージソースになるので、ゴツメ枠の採用(基本的には数値の高いポケモン)が優先的に考えられることになります。当然、その他の物理ポケモンの処理も役割範囲に入ってきます。

他方、対面構築では、極力交代はせずに広い範囲のポケモンを1匹で相手取ることになりますが、その際、火力が微妙に足りないということはよくあることで、足りない火力の補強として、ゴツメ枠に触らせるということが行われます。
典型的にはいわゆる対面厨パに採用されるゴツメスイクンなんかが挙げられると思います。
ギミックを用いてエースを通していくギミック系の構築でも、基本的には似たようなことがいえるので、このような考え方でゴツメ枠が採用されることが多いのではないでしょうか。

それから、ゴツメ枠の副次的な効果として、襷を潰したり、赤ゲージの相手を削り倒しつつ小さい被害で後続と対面するという立ち回りを可能にするというものもあります。

なお、(1)と(1)´に関しては、あくまで「主として」なので、特にサイクル構築でも削りを入れて一貫性をとるということはありえないことはないですし、対面系でも一匹で処理しきることを否定するものではないものと思います。

● ゴツメ枠評価の観点


では、それぞれの構築におけるゴツメ枠の採用理由を踏まえて、評価の観点について書いていきます。
自分が考えているのは以下の4点が基本です。

① 数値、耐性(役割対象の広さ)
② 役割対象への遂行の成功率
③ 後続への負荷・起点回避能力
④ 役割破壊への耐性

ただし、②については、当該ゴツメ枠の役割が、一匹で処理を完結することが念頭におかれているのか、火力の補強として削りを入れることが主目的なのかによって、評価が異なってくるので注意が必要です。

なお、上記の項目については、どれかが低くても総合的には高評価というのはありうるし、逆もまた然りです。

● ゴツメ枠の評価

以上を踏まえた上で、自分が使ったことがあるポケモンについて、A~Dで評価してみたいと思います。
なお、筆者はサイクル構築を使っていますので、サイクル構築で使いやすいかどうかという観点から評価をしていきます。
このため、プレイスタイルが異なる人にとっては評価が全く異なるということになりますので、その点は御了承ください。

とりあえず最初はクレセから。

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評価B 図太い HBぶっぱ残りS ショック、冷ビ、瞑想、月光/キネシス、冷ビ、スキスワ、月光

① HB120で数値は最高水準に高く、耐性も接触技の多い格闘を半減し、一貫性の高い地面を無効にできるなど優秀といっていいでしょう。ただし、悪霊に弱点を突かれることが難点といえば難点。

② 単純な対面で考えると、等倍以下の物理はほぼシャットアウトできるため、対面性能だけを見ると極めて優秀です。また、対ガルーラに関しても、スキスワがあれば対面から負けることはあまりないため、この点でも優秀といえます。
ただし、③ともかかわりますが、後続への負担が小さいため、低リスクで相手の決定力を呼び込みやすいです。その上、月光のPPが少ないのが地味に足を引っ張っています
どういうことかというと、負担が小さいためにサイクルを回す回数が増えがちで、勢い被弾回数が増える割に回復ソースが十分でないため、必然的にサイクル負けする機会も増えます。このため、役割遂行率という観点から見た場合の評価は必ずしも高くはないです。

③ Cが75しかなく一致技の火力も低いです。後続の負担となる補助技も毒や電磁波程度であり、瞑想で自身が決定力を持つにも時間がかかるため、かなり起点になりやすいポケモンといえます。後続でのカバーがきちんとできていないとサイクル負けないし積まれて全抜きされることが少なくありません。

④ Dが130あるため役割破壊には極めて強いです。他のゴツメ枠に対する明確な優位点はこの点にあると自分は考えています。

【総括】やや辛辣な書き方になってしまったものの、単純な数値と役割破壊への耐性だけでも十分に優秀な部類といえるため、ゴツメ枠としては優秀な部類に入ると思います。他のゴツメ枠では厳しめの対マンダ性能がそこそこ高いのもポイントが高いです。ただし、きちんと考えていくと後続への負担という観点から、サイクル負けor全抜きのリスクをはらんでいるともいえるので、全幅の信頼を置けるとまではいえず、評価を少し下げました。


では、他のはどうなのかというと、大体こんな感じです。

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評価A 腕白 HBぶっぱ残りS 地震、岩封、欠伸、怠ける

① H108B118と十分な水準。耐性は最高というわけではないものの、電気やサブウエポンに少なくない岩の一貫を切れるのは悪くないです。

② 特性砂起こしと相まって、203ガルのグロ捨て身を後出しから確実に処理でき、冷Pは受けきれるなど、対ガルーラへの信頼度はかなり高いといえます。ただし、冷ビによる役割破壊に注意。
また、メガバシャに対して数値受けが成立する上、再生回復により場持ちもいいため、等倍以下の物理をシャットアウトすることが十分期待できます。

③ A112からの高火力高命中の一致技や砂ダメと相まって、後続への負担は小さくありません。その上、欠伸や吹き飛ばしなど起点回避技も一通りそろっていて、後続に見せる隙が小さいです。

④ ゴツメ枠としての採用の場合、Dにはほぼ努力値を割けないため、両刀ガルや珠バシャなどの役割破壊には弱く、この点が大きな難点となっています。

【総括】役割破壊への耐性という難点はあるものの、等倍以下の物理ATに対する性能が極めて高く、特にガルーラへの遂行率を考えてA評価としました。

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評価B- 臆病 H244B92S180 リフスト、光合成、リフレク、蛇睨み

① 数値そのものはH75B95と低い水準であるものの、S112からのリフレクにより広範囲の物理を受けきれるようになります。もっとも、後出し性能はあまり高くないため、立ち回りには注意が必要といえます。
耐性について、単草タイプは不遇とよく言われますが、ゴツメ枠としてみた場合はこの限りではありません。というのは、地面の一貫を切ることができるので、接触技を打つことを誘発させやすいからです。

② ガルーラとガブリアスの並びに対して強く、この点だけでも評価はかなり高いです。リフストでの火力増強があるため相手の交代をためらわせることもあり、役割遂行率という観点から見ても比較的優秀な部類といってよいと思います。ただし、クチートやカイリューなど、完全に無理で起点になるポケモンが出てくるため、後続でのケアは必要になります。

③ いうまでもなくリフストによって自身が決定力になりうるほか、後続サポにもなるリフレクや地面にもとおる蛇睨み、挑発など起点回避技もそれなりに優秀であり、この点においての評価はそれなりに高いです。もっとも、前述したクチートやカイリューのほか、ガモスやハッサムなんかには完全に起点にされることには留保が必要でしょう。

④ 単草タイプとD95という数値上役割破壊には弱そうに見えますが、Sが高くリフストによるごり押しもあり、数値的には一発は耐える程度の耐久があることが多いため、局面によっては意外と何とかなることもあるはあります。

【総括】数値のもろさというディスアドバンテージがあるため万能なポケモンではないですが、サイクル構築で使ってもそれなりに順応はしてくれました。足が早くて火力も持ちうるゴツメ枠というのはそれなりに優秀でした。

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評価B- 図太い H244Bぶっぱ残りS 熱湯冷ビ怠ける電磁波等

① H95B110と数値は低くはないですが、最近の火力インフレを考えると、受け出しするにはやや心許ない数字。耐性は比較的半減の数が多く、特にバシャに相性上非常に有利に立てるため優秀といってよいでしょう。

② ゴツメ枠としてみた場合には、優秀な点は主に2つで、一つはメガと異なり再生力を活かしてサイクルを回す運用となり、その過程で3割火傷の熱湯を中心に相手に負荷をかけ、サイクル崩壊を狙いに行ける点(すなわち、サイクル戦に持ち込めると比較的アドをとりやすい)。
もう一つは冷ビを比較的自然に採用できるので、対面の物理竜に比較的強くなれる点が挙げられると思います。
他方で、耐久数値がやや足りず、技威力の関係で火力そのものが控えめであることもあり、瞬間的に大火力を出せる相手に対しては、立ち回りを誤ると対面からでも返り討ちにされかねないということには留意しておく必要があると思います。
また、ボルチェンととんぼでいずれも弱点を突かれるため、対面操作をされやすいという点は大きなマイナスといえます。

③ ②でも触れたとおり、数値自体は比較的高いものの、技威力の関係で、後続への負担が小さくなりがちです。ただし、熱湯の火傷を引けると爆アドになることもあります。補助技はそれなりに充実していて、電磁波や欠伸、トリルなどで相手の展開を阻害するもしくはこちらの展開補助となることもでき、比較的起点にはなりにくい方といえるでしょう。

④ Dが80と最低限あり、炎や氷に耐性があることから、他のゴツメ枠と比べれば、役割破壊には強い方といえます。特に、型問わずバシャに強いのは評価が高いといえるでしょう。とはいえ、メガマンダの流星orハイボ等、等倍大火力の特殊技を受けると2発で落ちることもままあるので、そこまで過信はできません。

【総括】スペック自体はそれなりに高いといってよいと思いますが、グロパンガルや意地鉢逆鱗などの瞬間大火力が飛び交い、得意なサイクル戦においてもボルチェンやとんぼで弱点を突かれることを考えると、そこまで万能なポケモンとはいえないということで、この評価としました。


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評価C 図太いHBぶっぱ残りS 悪波、挑発、電磁波、羽

① H92B90と意外と数値はあるが、受け出しを考えると数値は足りないといわざるを得ないです。もっとも、役割対象であるガルに居座ってもらって倒しつつ、電磁羽で有効打を持たないポケモンの相手をするイメージなので、対面のガルとの関係では何とか数値が足りているというようなイメージ。
耐性はやはり純粋に受けとしてみた場合にはドラゴン、格闘に弱点を突かれるのが痛いですが、一応地面を透かせるのと、ゴツメ枠の多くが苦手なゲンガーやHCガルドに比較的強いのは評価点といえそうです。

② ガルーラとの対面を作ることができた場合には、ガルクレセの並びで考えても基本的に役割を遂行でき、プラスアルファでその他の仕事もできるので、構築段階できちんと選出誘導をしておけば輝く系統のポケモンです。
また、現環境(S15)では秘密ガルの流行がやや逆風ではあるものの、ガルクレセドランが流行っているので比較的刺さっているともいえそうです。
他方で、特にガブバシャカイリューなどほかの色々な物理を他で見ないといけませんし、ガルに対しても後出しになった場合に仕事ができなくなってしまうため、役割を遂行させるためには扱いが難しいポケモンだと思います。
なお、受けルに強いとよく言われますが、この配分だと現実はSで負けているためグライにギロチンされます(笑)

③ そもそも対面のガルが向かってくることを想定しているため、厳密にこの項目に当てはまるかが微妙ですが、技威力もあって火力は低いといわざるを得ませんが、挑発電磁波と比較的優秀な展開阻害技を持っているので、起点になりやすい方ではないといってよいと思います。

④ このポケモン自体が役割破壊であるため、この点についてはあまり考えなくてもよいでしょう。

【総括】個人的には使っていて楽しかったですが、積極的に採用する感じではなく、逆にこのポケモンありきで構築を組み始めてもよいくらいではないかと思いました。補完で入るとしたら、ガルを誘って殺したい面子で、かつゲンガーガルドを強く牽制したいというのが採用理由になると思います。
ちなみに、自分はHAメガグロスや最速鉢巻アローなんかと組ませて使っていました。


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評価D 臆病 HSぶっぱ残りD 甘えるorリフレク、羽、電磁波or竜波orショック

① 数値はH80B90と高くないですが、上から甘えるなりリフレクなりを貼れるため、数値よりは固いです。ただし受け出しができるほどの耐久はありません。
耐性は炎や電気、格闘が半減で地面も透かせるため、比較的優秀といってよいと思われますが、悪霊を抜群で通すのがかなり痛いです。

② 竜波があれば対面からスカーフ以外のガブを処理でき、ガルには甘えるorリフレク込みで潰しにかかることができ、バシャにも比較的強めなので、対面厨パにはそこそこ出しやすく、かつ相手が向かってくる系統のポケモンなので、対面をうまく作れた場合の遂行率は高めと考えてよいと思います。
もっとも、サザンと同様、対面をきちんと作れないと本来の火力なり瞑想なりを切ってしまっているため腐りやすく、扱いは難しい部類だと感じました。

③ 呼び込む相手がガルドとかクチートみたいな連中であるため、補助技として選択される電磁波、甘えるはあまり後続に刺さらず、負荷をかけられがちになってしまう印象でした。一度不利対面を作られると受け出しが利きにくいため、この型はサイクル向きではないように感じました(これは自分の使い方が悪かっただけかもしれませんが、個別の評価に関しては、最終的には筆者の主観なのでご了承ください)。火力や範囲も足りないため、攻撃技を選択したときに低リスクでの光臨を許してしまいがちなのもマイナス点が大きいです。

④ D130で珠バシャのめざ氷やC94ガルの親子愛冷ビを2耐えする程度はあるので、比較的不意の特殊技には強いと思ってよいと思います。

【総括】スペックを見ると優秀そうなのですが、自分が使うと火力の関係や補助技がかみ合っていないため不利対面を誘発しがちになってなってしまいました。使い手の技量によるところも大きいと思いますが、ゴツメ枠としてみるならサイクル構築では使いにくいと感じました。

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評価B- 図太い HBぶっぱ残りD ギガドレクリアスモッグ胞子イカサマorめざ炎

① H114B70と、過度の信頼はできないものの、最低限はあるといったところです。
耐性面では地面等倍がややマイナスであるものの、フェアリーや格闘、胞子の一貫を切ることができるのでパーティーには組み込みやすい。

② サイクル戦で見た場合、再生力胞子という非常に使いやすい展開阻害技があるため、受け出しからの対面をコントロールする力は非常に高いです。反面、素の耐久が低いため、等倍大火力に殴られると、回復技を持っていない場合、回復が追い付かずに殴り負けることがしばしばあります。回復技を切ると草技かイカサマを切らなければならず、役割範囲が狭まってしまうというジレンマ……。
また、胞子やクリアスモッグは優秀ですが、身代わりで(事実上)防がれるという致命的な弱点があるため、過信すると逆に全抜きの起点になりかねないという危険をはらんだポケモンといえます。

③ 胞子というある意味最強の起点回避技があり、クリアスモッグで積みにも強いですが、火力が絶望的にないため、身代わり持ちには絶好の起点にされますし、攻撃技を選んだタイミングで低リスク光臨を許すという問題もあります。比較的起点になりにくい部類とはいえますが、扱いを間違えると逆に全抜きされます

④ Dの数値は80で、Hが高いためD方面も高水準といえます。炎や氷を抜群で受けるため必ずしも役割破壊に強いとはいえないものの、不用意な後出しを避ければ対面から不一致抜群や等倍大火力を一耐えする程度の耐久はあります。

【総括】主に技スぺの関係で光合成を入れられず、素の耐久が低くて再生力を考慮しても過労死しがちなためマイナスをつけましたが、Bくらいのスペックはありそうだなぁ、という気がしています。


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評価A- のんきHBぶっぱ残りD タネガンジャイロ宿木電磁波

① H74B131と群を抜いて高いというわけではありませんが、耐性が非常に優秀なため、この項目の評価はかなり高いといっていいでしょう。ただし、地面を等倍で通すのがゴツメ枠としては結構痛いのがややマイナス。胞子無効も大きいですが、ガッサのマッパが抜群になるため過信はできず、バレルにはこちらから有効打がないため、クッション的なニュアンスがやや強いかもしれません。

② なんといってもトゲメットでガルへの受け出し1回で黄色ゲージまで持っていけるのが素晴らしいです。炎技所持率も最近はやや落ち着いている上陽気であれば一発は耐えるため、ガルーラに対しては比較的安定するといっていいでしょう。
地面を等倍で通すため、物理竜相手の安定感が対面からでも今一つなのがややマイナスですが、竜技を誘って受け出しするプレイングを心がければ結構何とかなります。
回復手段に極めて乏しいため、雑に扱うと過労死しますが、その分特性のおかげで被弾回数を減らすことができる上、相性補完もとりやすいのでサイクルを回しやすく、この項目の評価も比較的高いです。

③ ジャイロは無振りでも火力が出る上、呼び込む炎ATに電磁波が刺さったり、草枠を比較的呼びにくいため宿木が刺さりやすく、後続の負担を減らすことができます。ただし、攻撃範囲はお世辞にも広いとはいえず、立ち回りを誤ると普通に起点にされるため、注意が必要です。

④ 役割破壊はこいつのために採用されるということも少なくないくらいで、受け出しの際に炎技をもらうと、Sの低さも相まって何もできずに倒されます。4倍弱点持ちの宿命で、役割破壊には弱いといわざるを得ないでしょう。

【総括】対ガル性能が高いので、それだけでも評価が高いですが、タイプ相性や後続の負担を減らせる技を覚えることから、周りの面子との連動をとりやすく、扱いやすい部類のゴツメ枠といえると思います。回復技がなく過労死しやすい点や、役割破壊を受けやすくやや安定感に欠けることからマイナスはつけましたが、A評価をやってもいいレベルだと思います。


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評価B+ 腕白 H244S28残りB タネガン、スキスワ、鬼火、光合成

① H75B122と過信はできないものの最低限の数値はあります。耐性は準固有の草ゴーストで、ノーマル、格闘を通さず地面に耐性がある点で、物理受けとしては優秀な部類に入ると思います。

② 両刀以外へのガルーラへの性能が非常に高く、ノーマル格闘を通さないため後出しも比較的容易にできます。また、ガブへの性能を考えても、地面を通さないため竜技を誘発しやすく、鋼やフェアリーとの相性がいいです。
また、スキスワが非常に優秀で、特にパンプジンの場合渡しても全くデメリットのない特性である上呼び込む後続も含めて刺さりやすいです。
受けとしては高めのSも優秀で、上から鬼火を入れたり特性を奪ったりすることで相手が気付いたときには骨抜きになっていることもままあります(マイナーゆえの強みかもしれませんが)。
そして、お見通しによる型判別によって立ち回りがかなり楽になることも多く、タイプ相性的な観点も含め、周りとの連動をとりやすいのも評価が高いです。
反面、高火力の炎のアタッカーや(空元気)マンダなどを呼び込みがちなので、この点をケアできないと腐ります。

③ 前述したように、スキスワが後続に刺さって起点回避になったりすることはありますが、自身の火力は期待できないため、特にリザバシャマンダガモスあたりの強力な積み系ポケモンに起点にされるので、この点は大きなマイナス点といえます。

④ 炎氷を抜群で通し、素の耐久自体もD75しかないため、役割破壊には弱いといえます。何かのついでで狩られるの典型みたいな感じです。

【総括】S13の構築記事の方も参照していただきたいですが、ゴツメ枠としてのパンプジンは非常にポテンシャルが高いです。自分は大しか使ったことがありませんが、さらにHが高い特大も強いはずです。ただし、現環境でメジャーな連中には起点にされたり、ゲッコウガやゲンガーなどあまり受け出ししたくないポケモンに弱くないなど明確な弱点もあるため、A評価はやれないと思いました。

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評価B 図太い H204B248S52残りD ギガドレ、めざ氷、粉、宿木

① 数値はH100B125とかなり高水準で、等倍でも積み技がなければ数値受けが成立するレベルです。
耐性は不遇といわれる単草ですが、ゴツメ枠としてみた場合、地面に耐性があることは極めて重要です。これだけの数値があれば逆鱗を打たせてめざ氷とゴツメで落とすというような芸当もできますので、ゴツメ枠としては意外とかみ合った耐性ともいえます。また、胞子の耐性というのも無視できなくて、ガッサに強いのは非常に評価が高いです。

② この点はバレルと似た感覚で問題ありませんが、数値そのものが段違いに高い反面、粉をしばしば外すためアドを取り損ねることが少なからずあります。後続でのケアがきちんとできていないと単なる思考停止運ゲといわれても仕方ないですが、75%で不安定な釣り交換をせずに有利対面を作れる(しかも自身が被弾した分は再生力で回収できる)と考えると、最速起きをされたとしてもアドが取れていることは理解いただけると思いますし、狙いに行くだけの価値はあると思います(素催眠とは違うのだよ、素催眠とは)

③ 有利対面作りを狙いに行ける粉と、後続の負担を減らしながら光臨させることができたり、自身の火力補助兼回復ソースとしても使える宿木を状況に応じて選択できるため、受け出しされた相手に起点にされるリスクは比較的押さえられます。反面、攻撃範囲や技火力の関係、さらには補助技を不用意に打ってしまうなど、身代わり持ち相手に起点にされることはしばしばあります。

④ Dが紙であるため、役割破壊には非常に弱いです。その上、炎氷に弱いため、パンプジン以上についでで狩られます(笑)

【総括】長いこと愛用していたため愛着もありますが、評価としてはパンプジン同様炎の大火力を呼び込みがちだったり、マンダに極めて弱いなど難点も無視できず、ガル相手に後出しはややしづらく、粉宿木に頼らないといけない部分もあるため、手放しで高評価はつけられませんでした。


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評価B 図太い H252S実値115残りB 熱湯、こご風、ねむる、寝言

① 数値はH100B115と比較的高水準ですが、単水で接触物理技の多くを等倍で通してしまうため、バシャの膝で乱数落ちするのが有名なように、数値程固くはないという印象です。

② サイクル戦で使う場合、後出しする場面がどうしても出てくるため眠るが必須で、そうするとなるべく隙を見せないために寝言がほしくなりますが、いかんせん引きが悪いと何もできずに倒されるので、やや不安定な面は否めませんでした。
とはいえ、役割対象との対面を作れた場合には、熱湯で対面にも後続にも負担をかけられます。場合によっては、主流の瞑想型を意識するのか、熱湯の火傷を嫌うのか、居座りが選択される場合もあるなど、立ち回り自体はそこまでしにくくはなかった印象です。

③ 素の火力自体は低いですが、高耐久で試行回数を稼ぎつつの熱湯の3割火傷はやはり強いです。もっとも、吠えるがないため瞑想や蝶の舞、ラム剣舞ガルドなんかにあっさり起点にされることもあるので、起点回避能力に重きを置きたいならサイクル性能を切って吠えるを入れる必要があります。その場合には場持ちをよくするためリフレクが選択肢に入るのでしょう。

④ D方面も高いため、役割破壊には総じて強いといってよいでしょう。ただし、ハイボマンダなどの等倍大火力で崩されることがないことはありません。

【総評】早い段階でねむねごに追い込まれると苦しくはなるものの、マンムーやドリュウズなど痒い所に手が届く感じもあり、個人的にはややピーキーながらそれなりに優秀だと思いました。


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C 腕白H212B236残りAS 地震、岩封、とんぼ、ステロor叩き

① 数値そのものはH89B90ながら、威嚇があるため瞬間的にはクレセ以上の数値となります。
耐性も地面を透かせて格闘を半減するなど優秀といわれる地面飛行で、この項目ではなかなか優秀だと思います。

② 一番のネックは回復手段がないことで、ガルへの受け出しの際非接触技を打たれるなどして負担をかけられずにこちらが消耗していくなど、過労死しがちなのが非常に痛いと思いました。もっとも、とんぼで対面操作をしたり、ステロで相手のサイクルに負担をかけるなどのこともできるため、適切に回せば最終的に過労死した時点で相手を疲弊させていることも多かったです。
また、威嚇が入らない場合素の耐久がそうでもない上、こちらのSがアタッカーとの比較では高くないことも多いため、やや安定感に欠ける側面があることは否めませんでした。

③ 腐ってもA145からの一致地震なのでそれなりに後続に負担がかかりますし、岩封によるS操作やとんぼによる対面操作もあり、起点にはなりにくい部類といってよいと思います。

④ 不一致氷技はガブとこいつのために採用されるといっても過言ではないくらいなので、役割破壊には弱いです。

【総評】スペック自体はそれなりに評価しているのですが、回復手段がなく、威嚇が入らなかった場合の不安定さもあるので、採用する場合は物理方面への周囲へのカバーを他のゴツメ枠以上に気にしなければいけないと思われるので、少し評価を下げました。
なお、完全に余談ながら、自分は使ったことがない(使う気にならない)ゴツメギャラはランド以上に上記の点が当てはまるので、かりに使ってみるとしたら相当評価が低いと思います。
メガへの対処と基本的に異ならないから強く感じないということなのかもしれませんが。


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評価A- 図太い H244B252残りS イカサマ、毒、鈴、月光

① H95B110とヤドランと同程度の水準はあります。耐性的には現環境で飛び交う物理技の多くを等倍以上で通すため、この点がかなり痛いです。

② 数値や耐性の点から受け出しは安易にできないものの、タイプ一致イカサマと再生回復のおかげで、対面の等倍以下の物理に対してはかなり強いです。
特に、精神力による怯み無効も相まって、対面のガルーラに型問わず対処できるのは非常に評価が高いです。
また、この手のポケモンにしては珍しく、状態異常に耐性があるのが非常にポイントが高く、後続も含め、スリップダメや麻痺バグによるサイクルの疲弊を防げるのがいいですね。

③ 相手の攻撃依存のイカサマと負担となるのに時間のかかる毒がメインウエポンであるため、起点にはなりやすい部類といわざるを得ないでしょう。ただし、挑発や欠伸などの補助技が一通りそろっており、起点回避を重視するなら鈴や毒を外してそちらを採用するのもありだと思います。その場合には、ある程度起点になるのを回避することもできると思います。

④ 役割破壊として採用されがちな技は概ね等倍以下であるうえ、数値自体も高いため、役割破壊には強いといってよいでしょう。

【総評】受け出しにやや難があり、起点にされやすいという欠点はあるものの、役割破壊に強く不意の事故死が少ない点や、対面の物理相手に仕事をしやすい点でそれなりに扱いやすく、ゴツメ枠の多くが苦手とするメガゲンガーにも無抵抗ではない(型によっては勝てる)ので、評価を上目にしました。

【番外 個人的に強そうだと思うゴツメ枠】


garchomp.gif

サメ肌ゴツメで削りつつ上から通りのいい地震や竜技で殴り倒したりステロを撒いて展開補助したりできるので強そうだと思いました。
ただし、自分がガブを使うことはないため実現不可能。


arcanine.gif

鬼火とバクアでサイクル系には合いそうだが、地震が抜群なのが非常に痛い。ゲンガーにそこそこ強そうなのがうれしいですが、素催眠にはボコられそうなので微妙なところですね。

今回は書くのに2日もかかるという大長編となってしまいました(笑)
ここまでお付き合いいただいた方には厚く御礼申し上げます。

なお、個々のポケモンへの評価に関しては、基準の客観化に努めたものの、当てはめはあくまで自分の主観です。
色々意見があるかと思いますので、むしろ考える上でのとっかかりというように理解していただければ、と思います。

ではでは今回はこの辺で失礼します。
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雪国サザンカ

Author:雪国サザンカ
ラノベとボカロをこよなく愛する厨二系ポケモントレーナー

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